香港活動家らの身柄の扱いを協議(16日)
15日、沖縄県の尖閣諸島の魚釣島に上陸するなどして逮捕された香港の活動家ら14人について、警察や海上保安本部は、取り調べを進めるとともに、身柄の扱いについて関係機関と詰めの協議を行っています。
沖縄県の尖閣諸島を中国の領土だと主張する香港の活動家ら14人が乗った船は、15日、魚釣島の沖合で領海に侵入し、その後、島に上陸しとどまった5人と船に乗っていた9人が、不法入国の疑いで警察と海上保安本部に逮捕されました。
このうち、上陸した5人を乗せた海上保安本部の巡視船は、16日午前、那覇市の港に入港し、5人は那覇警察署など4つの警察署に移され、取り調べを受けています。
調べに対し、5人は「この島はわが国で、不法上陸ではない」などと供述しているということです。
また、海上保安本部が逮捕した乗組員ら9人については、巡視船の中で取り調べが行われていますが、上陸した5人と同様、「尖閣諸島は中国の領土で、不法入国ではない」などと供述しているということです。警察や海上保安本部は、14人の取り調べを進めるとともに、身柄の扱いについて関係機関と詰めの協議を行っています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120816/t10014329721000.html
取り調べ結果踏まえ最終的な判断へ 8月16日 19時36分
政府は、沖縄県の尖閣諸島に上陸するなどしたとして不法入国の疑いで逮捕した香港の活動家ら14人について、不法入国のほかに罪を犯した疑いがなければ17日にも強制送還する方針で、司法当局の取り調べの結果などを踏まえ最終的な判断を行うことにしています。
沖縄県の尖閣諸島を巡り、中国の領土だと主張する香港の活動家らが15日、尖閣諸島の魚釣島に上陸するなどしたことを受けて、警察と海上保安本部は、14人全員を不法入国の疑いで逮捕しました。警察と海上保安本部は、16日、14人を沖縄本島などに移送し本格的に取り調べを行っています。政府としては、平成16年3月に小泉内閣の下で、中国人の活動家7人が尖閣諸島に上陸して逮捕され強制送還された事案も踏まえ、今回の14人について、不法入国のほかに罪を犯した疑いがなければ17日にも入国管理局に身柄を引き渡して強制送還する方針です。これに対し、自民党の合同会議では「香港の活動家らがれんがを投げつけたという情報もあり、公務執行妨害にも当たるのではないか」といった指摘も出されていて、政府は、司法当局の取り調べの結果などを踏まえ最終的な判断を行うことにしています。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120816/t10014328951000.html
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