【中2いじめ自殺】「原因究明が再発防止の前提」と異例の強制捜査 「不作為」の有無も捜査(12日)
中学2年の男子生徒=当時(13)=の自殺をめぐり、滋賀県警は「原因究明が再発防止の前提になる」(満重昭男生活安全部部長)と判断し11日、家宅捜索に踏み切った。
通常、証拠の任意提出を求めることが多い学校や市教委が、強制捜査の対象となった背景には、両者が続けてきた「隠(いん)蔽(ぺい)」ともとれる対応が捜査の障壁となる恐れがあるからだ。いじめ調査における「不作為」の有無もポイントになる。
いじめが原因の自殺が事件になる場合、関与していた少年が家裁送致され保護観察処分となるケースが多いが、逮捕に踏み切ることもある。平成5年、山形県新庄市の市立中学校1年の男子生徒=同=が体操マットで窒息死した事件では少年らを監禁致死容疑などで逮捕した。今回は男子生徒の死亡から半年以上が経過し、捜査の難航が予想される中で県警は「体育大会での暴行」を捜索容疑とした。体育大会には多くの生徒が参加しており、生徒からの聞き取りで目撃情報が浮上することも見込んでいる。男子生徒の両親は不信感を募らせており、県警は「市教委、学校の対応や調査実態の全容も明らかにしていく」との方針だ。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120712/crm12071200530000-n1.htm
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