日本記者クラブ賞:本紙・萩尾信也記者に贈呈(28日)
今年度の日本記者クラブ賞を受賞した萩尾信也・毎日新聞東京本社社会部部長委員(56)の贈賞式が28日、東京都千代田区の日本プレスセンターであった。
萩尾記者は昨年3月の東日本大震災後、被災した故郷の岩手県釜石市に住み込み、同5月から201回にわたり長期連載「三陸物語」を執筆。被災者一人一人から家族を失った悲しみや再生への思いを聞き出し、方言を生かした文章でまとめ上げた。萩尾記者はあいさつで「いろいろな方から話を聞き、つき合っていただいた。賞は被災地で暮らす方、亡くなった方、彼らに心を寄せる方々にささげたい」と述べた。
萩尾記者は長崎県生まれで、9歳から17歳まで釜石市で育った。80年入社。東京本社社会部、外信部、バンコク支局特派員、サンデー毎日編集次長などを経て11年から現職。
http://mainichi.jp/select/news/20120529k0000m040026000c.html
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