暴力団情報、組員からも求む 警察庁が匿名通報ダイヤル(1日)
現役組員からの情報も待ってます――。警察庁は4月から、犯罪に関する情報を募っている「匿名通報ダイヤル」で、新たに暴力団や拳銃などの情報提供を求める。容疑者の逮捕につながらなくても、捜査に役立つと認めれば情報料5千円を支払う制度も新設した。情報料の最高額10万円は変わらない。
求める情報は、暴力団員によるさまざまな犯罪や組織の資金集めに関するものなど「何でも大歓迎。提供者の身元を明かす必要がないので内部告発もどうぞ」(担当者)という。「社会全体での暴力団排除」に取り組んでいる警察だが、自前の情報収集力低下に悩んでいることが背景にある。
企業襲撃や抗争などによく使われているのに警察による押収が低調な拳銃のほか、犯罪を支える基盤とされる地下銀行や偽装結婚の情報もほしいという。
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