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2012年3月27日 (火)

警官証拠隠滅事件、略式命令は不相当…大阪簡裁(27日)

大阪府警八尾署員らが昨年10月、捜査で押収した木刀の紛失を隠すため別の木刀を証拠品にでっち上げたとされる事件で、大阪区検が元警部補ら計3人を証拠隠滅罪で略式起訴したものの、大阪簡裁(立川

唱寛

(

まさひろ

)

裁判官)が略式命令は不相当と判断し、通常の公判で審理することを決める異例の対応を取ったことがわかった。

 略式命令が不相当となったのは同署元警部補・久保優二被告(53)(退職)、いずれも巡査部長の三好貴幸(37)、田口洋平(33)両被告。3人は1月に書類送検され、大阪区検が今月1日、証拠隠滅罪で略式起訴した。

 しかし立川裁判官は同8日、略式命令を不相当とした。今後は公開の法廷で審理され、さらに事件が複雑などと判断されれば、地裁に移送されることもある。

 府警によると、3人は証拠隠滅事件の前日、飲酒して電車のつり革で懸垂するなどして騒ぎ、乗客に110番されるトラブルを起こし、「木刀の紛失が発覚すればトラブルと併せて処分が重くなる」と証拠

捏造

(

ねつぞう

)

に及んだという。3人は証拠隠滅事件に絡み、虚偽有印公文書作成・同行使容疑でも書類送検されたが、不起訴になった。

 略式起訴は、略式命令で罰金刑を科すケースが大半。簡裁側が書面審理では真相究明が困難と考えたり、罰金を超える刑が相当と判断したりした場合、略式命令を不相当とする。大阪簡裁への略式起訴は年間4万件前後あるが、略式命令が不相当となるのは10件程度。昨年には、取り調べ中の暴言で脅迫罪に問われた大阪府警警部補(36)について、同簡裁が略式命令を不相当と判断、大阪地裁が罰金20万円の求刑を超える同30万円を言い渡し、確定した例がある。

 略式命令不相当の判断について、大阪地検の玉置俊二刑事部長は「特にコメントはない」としている。

 

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