遺族「事実なぜ記載しなかったのか」 署員旅行問題(24日)
三女へのストーカー被害を千葉県警習志野署に相談していたにもかかわらず事件が起き、母と妻を殺害された長崎県西海市の山下誠さん(58)は23日、「なぜ検証報告に旅行の事実を記載しなかったのか、と残念に思っている」との文書を公表した。報道機関の質問に代理人の弁護士を通じて答えた。全文は次の通り。
◇ レクリエーション旅行に行ったことは何となく、当時、知っていましたが、22日に報道されるまで、千葉県警から、北海道旅行の事実について報告を受けておりません。
なぜ検証報告にレクリエーション旅行の事実を記載しなかったのか、と残念に思っています。また、起訴前の今になって、このように報道されて騒がれ、大変迷惑しています。
(今回の問題の報道以降、警察から何らかの接触があったかなど)その他の質問については回答できません。
傷害事件の責任者も旅行 長崎2女性殺害、千葉県警調査
長崎県のストーカー殺人事件にからみ千葉県警習志野署が、ストーカー被害を訴えていた女性からの被害届を受理せず、担当課員が北海道に慰安旅行をしていた問題で、旅行には同署の傷害事件捜査の日程を調整する責任者も参加していたことが、捜査関係者への取材でわかった。
千葉県警は、旅行が事件への対応を遅らせた可能性がなかったかや、情報の組織的な隠蔽(いんぺい)がなかったかなど、一連の経緯を再調査している。
捜査関係者によると、旅行に参加した刑事課員の中に、同署の傷害事件捜査の責任者で、捜査のスケジュール調整にあたる警部補の係長も含まれていた。 http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=127&agent=11&partner=nifty&name=%C4%AB%C6%FC%BF%B7%CA%B9&lang=euc&prop=900&bypass=2&dispconfig=
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