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2012年2月 7日 (火)

足立の治安、再び最悪…新宿がワースト1位返上(7日)

警視庁がまとめた2011年の都内区市別の刑法犯の発生件数で、足立区が2年ぶりに「ワースト1位」となった。

 都内では近年、警察や区職員のパトロールの強化が功を奏し、発生件数が減少傾向にあるが、同区では、駐車した車両から物を盗む「車上狙い」が前年比で2割も増えていた。

 一方、10年にワースト1位だった新宿区は、発生件数が一気に1割近く減少、同3位にまで改善された。

 ◆連続記録途絶える◆ 足立区は06~09年も4年連続で刑法犯の発生件数が23区内でワースト1位だった。しかし、防犯カメラの増設や地元ボランティアによる防犯パトロールなどで、件数自体はピークだった01年の1万6843件から、9年連続減少の記録が続いていた。11年は前年比で8件増え、これで連続記録も途絶えてしまった。

 区では昨年、「ワースト1位回避」を掲げ、刑法犯の発生件数の目標を1万件未満に設定。しかし、昨年7月には、区北部などで駐車中の工事車両などから、高価な電気工具を盗む「車上狙い」事件が多発。区職員によるパトロールを10月から強化したが、発生件数は816件に上り、前年比で2割も増えてしまった。

 ◆ボランティアが活躍◆ 刑法犯の発生件数を前年比で1割も減らすことに成功した新宿区。区と警察が合同で実施した万引き対策などのほか、住民の防犯意識の向上が奏功した。防犯を目的としたボランティア団体数は、昨年1年間だけで11団体増え、区内で81団体に。デパートや電器店などが集まる新宿三丁目エリアでは、万引きが534件から442件に減るなど、新宿駅の繁華街を中心に刑法犯が減少したという。

 区の防犯担当者は「これまでの『ワースト1』はイメージが悪かったので脱却できてうれしい。自分たちの街を守ろうという意識が続けば、犯罪も減らせるはず」と話している。

 ◆パトロールが奏功◆ 警視庁のまとめでは、都内の昨年の刑法犯発生件数(暫定値)は、前年比9535件減の18万6435件。23区でみた場合、前年比6053件減の13万5408件で、江東、足立をのぞく21区で発生件数が減少していた。

 06年には、足立、新宿のほか、大田、世田谷、練馬、江戸川の計6区で刑法犯の発生件数が1万件を超えていた。しかし、各区で防犯パトロールの強化や防犯カメラの増設を進めた結果、件数は着実に減少してきた。

 世田谷区では、区職員が24時間パトロールなどを続け、06年と比べて、昨年はひったくりが約70%減、侵入盗も半減した。区は「犯罪抑止には特効薬などなく、小さな工夫を積み重ねてきた成果。今後もさらに犯罪を減らしていきたい」としている。

 ◇◆刑法犯=殺人や強盗などの凶悪犯罪から、詐欺や窃盗、強制わいせつなど、刑法に規定されている犯罪が幅広く含まれる。治安対策で重視されるのは、ひったくりや自転車盗、スリなど街頭犯罪で、住民の安心感につながる「体感治安」の指標とされている。

 

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