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2012年2月12日 (日)

偽装「二人三脚」兄姉 責任なすり合い 三菱東京UFJ銀などから100億円詐取(12日)

 実際にはない工事を受注したように見せかけて、三菱東京UFJ銀行などから2億1千万円の融資を引き出した詐欺事件で、逮捕された「千代田興産」(東京都千代田区、破産)の元社長、大石智一容疑者(54)と、妹で元取締役の薫容疑者(47)が、数億円規模の粉飾決算で赤字を黒字に見せかけ、融資審査をすり抜けていたことが取材関係者への取材で分かった。被害総額は約100億円にも上るとみられるが、兄と妹はともに容疑を否認し、「責任のなすりつけあいをしているようだ」(捜査関係者)という。

  ■精巧な粉飾決算書

 2人は平成20年8月中旬ごろ、大手シネコンが運営する広島市内の映画館の内装工事を受注したとする偽の工事注文書を三菱東京UFJ銀行に提出。計5つの金融機関から2億1千万円の融資金をだまし取ったとして逮捕された。

 捜査関係者によると、智一容疑者らは融資を引き出すために、千代田興産の売上高が平成18年当時、赤字を計上していたにもかかわらず、決算書を黒字に偽装して提出していた。

 粉飾手口は主に架空工事の受注偽装で、逮捕容疑となった映画館内装工事のほかにも受注偽装を重ねていたとみられる。

 捜査関係者によると、19年9月にはJR水戸駅南口開発工事を都内の業者から受注したよう偽装。この際には、逮捕容疑とは別に10億5千万円の融資を引き出していたという。

 

粉飾された決算書について、捜査関係者は「かなり精巧に作られている。書類を見慣れた担当者でも簡単には見抜けない」と話す。

 虚偽の受注が発覚しないよう、下請け工事の発注まで偽装していた。薫容疑者が代表を務める事業実体のない会社を、岐阜県にある実在の建設会社と同名に社名変更し、融資金をこの会社の口座に移して、実在の会社へ発注したようにも装っていたという。

  ■「全て任せていた」

 捜査関係者によると、千代田興産は智一容疑者が経営、薫容疑者が経理を担当し、二人三脚で会社を取り仕切っていた。しかし、捜査関係者によると、逮捕後の智一容疑者は「融資のことは知らない。全て(妹に)任せていた」と供述しているという。

 一方の、薫容疑者も「何も知らない」などと供述しているといい、取り調べの様子を知る捜査関係者は「金融機関に多額の損害を出させておいて、兄妹で責任のなすりつけあいをしているようだ」と話している。

Msn_s1 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120212/crm12021202000000-n2.htm

 

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