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2012年2月22日 (水)

熊本・山鹿市ピスト自転車衝突負傷事故 自転車を運転の男に執行猶予つき有罪判決(22日)

自転車との衝突で70代の女性が全治6カ月の重傷を負った事故で、自転車を運転していた男に22日、判決が言い渡された。
男の自転車には、ブレーキがついていなかった。
禁錮1年2カ月、罰金6,000円、禁錮刑の執行猶予3年。
これは2011年7月、自転車を運転中に70代の女性と衝突し、頭蓋骨骨折などおよそ6カ月の重傷を負わせ、重過失傷害などの罪に問われた熊本・山鹿市の20歳の男に下された判決。
この男が乗っていたのは「ピスト」と呼ばれる競技用の自転車で、赤信号を無視したうえ、無灯火での運転で、ブレーキがついていなかった。
裁判長は「見た目がかっこいいという理由で、ピストバイクを運転しており、動機は酌量の余地に乏しい」と、厳しく断罪した。
通常、ブレーキのついていないピストは、ペダルが車輪に直結する構造で、止まる時はペダルを逆回転させる。
しかし、前輪と後輪にブレーキのついていない自転車で公道を走るのは、道路交通法違反の対象となる。
2011年8月、FNNで普通の自転車と停止距離を比べてみたところ、普通の自転車が2メートルで停止できたのに対し、ピストは7メートルと、大きな差が出た。
近年、増えつつあるブレーキなしの自転車による事故に対し、警察庁は取り締まりを強化している。
ブレーキ不備による検挙は、2009年に2件しかなかったものが、2010年に686件、2011年は1,277件に増加した。
一方、スピードに乗って階段をジャンプ、歩道に着地し、通行人の間を縫うように走る自転車の男を撮影した映像がある。
車道では、後ろ向きに走り、対向車とすれ違う危険な場面も見られた。
福岡県警は17日、この自転車を運転していた男と、並走して動画を撮影し、インターネット上に公開していた男を、道路交通法違反の容疑で書類送検した。
ここで使われていた自転車も、ブレーキのないピストだった。
「ピストを普及させたかった」と供述した男らの行動について、ブレーキのついたピストを運転する男性は「こういう人がいると、取り締まりもきつくなっちゃうので、ちゃんとマナーを守って乗ってほしいです。(ブレーキは)ちゃんとつけています。買った時から、つけてもらっています」と話した。
この男性は、ピストを購入する際に、ブレーキを取りつけたという。
一方、警察は、自転車の交通マナー向上のため、違法な運転の取り締まりを強化している。
2011年は、乱暴な運転が多く見られたが、取り締まりの効果は現れているのか、22日の出勤時間の様子を見てみた。
東京・渋谷区では、車道を走っている自転車が多く見られたが、歩道を走っている自転車は、ほとんどいなかった。
FNNの取材中、歩道で乱暴な運転をする自転車はいなかった。
歩行者は「一昔前に比べると、車道を走っている人が多いかな」、「(乱暴な運転は)減っていると思います。自転車の感覚が多少変わったんじゃないですか」などと話した。
取り締まり強化が、マナーの向上につながったのか。
自転車で車道を走っている人は「(警察から)『車道を走ってください』と言われたので。あとは、人が歩いていないので、安全かなって」、「ルールを守っていない人に、迷惑をかけられたことがあるので、自分はしたくないです」などと話した。

Logo4_4 http://www.fnn-news.com/news/headlines/category00.html

 

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