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2012年2月 7日 (火)

昨年の覚醒剤密輸摘発、過去最多の185件 欧州の若者犯罪が急増(7日)

財務省が6日発表した平成23年の税関での密輸摘発実績によると、航空機を利用した小規模なケースが増えたことなどにより、覚醒剤密輸の摘発件数が対前年比22%増の185件と過去最多を記録した。

 欧州財政危機で景気が低迷する欧州ルートの密輸が増えた。「就職難の若者が運び屋に仕立てられている」と担当者は分析している。

 同省によると、数年前までは船舶を用いた100キロ以上の大型の密輸が目立ったが、摘発された際のリスクの大きさを嫌がり近年は小規模化する傾向がある。摘発件数は21年の164件を抜き、統計を取り始めた昭和47年以降で最多となった。

 密輸ルートは欧州、アフリカ、中南米など広範囲にわたり、特に欧州からは前年比6倍以上の39件に増加している。

 なかでも、アフリカ系組織はルートを分かりずらくするため欧州を中継地にする手口が目立ち、「金になる仕事がある」「ただで海外旅行に行ける」と言葉巧みに欧州の若者を誘って運び屋に仕立てるという。航空機を使った密輸で摘発された141人中、20代以下の欧州人の運び屋は2割近い25人を占める。

 昨年5月にはスーツケースの底に覚醒剤約1・9キロを隠したチェコ人女性=当時(23)=がオランダから成田空港に到着したところを摘発した。

 このほか、ラップなどにくるんだ覚醒剤を飲み込んで体内に隠し持つ手口が前年の倍近い37件に増加するなど、悪質化も目立つ。担当者は「運び屋も命がけだが、税関にとっても発見が難しい。医療機関と協力するなどして摘発に努めたい」としている。

Msn_s1 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120206/crm12020616080014-n1.htm

 

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