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2012年2月10日 (金)

虐待通報放置し傷害事件に、岸和田で2件相次ぐ(10日)

大阪府岸和田市で介護中の高齢の母親を殴り、けがをさせたとして息子が傷害容疑で逮捕される事件が2件相次ぎ、いずれも市が事前に虐待の通報を受けていたことが9日、市などへの取材で分かった。

 高齢者虐待防止法は「通報を受けた市町村は、速やかに高齢者の安全を確認しなければならない」と定めているが、市が通報を放置している間に傷害事件に発展しており、対応が問題視されそうだ。

 府警岸和田署や市によると、同市土生町で7日未明、母親(87)を介護していた同居の長男(53)が母親の頭を踏みつけるなどし、重傷を負わせたとして同日、逮捕された。

 母親は認知症で、長男は「言うことを聞かなかったのでやった」などと供述しているという。

 

母親が通う介護施設の職員が4日、「母親が息子に十数回殴られたと訴えている」との内容のファクスを市の介護保険課に送信。土・日を挟み6日に同課の職員が確認したが、高齢者虐待を担当する福祉政策課には連絡しなかったという。

 さらに、同市磯上町で8日朝、母親(79)の顔を殴って骨折させたなどとして長男(43)が逮捕された。長男は母親と2人暮らしで、「以前にも暴力を振るったことがある」と供述しているという。

 市によると、母親が利用している別の介護施設の職員が母親の体のけがに気づき、先月25日、「長男に手をあげられている疑いがある」と市の生活福祉課に連絡した。しかし、対応した同課の職員は緊急性がないと判断し、情報を抱え込んでいたという。

 いずれの課も同じ保健福祉部の部署で、市は「庁内で情報共有ができていなかった。速やかに対応すれば事件は防げたかもしれない」と釈明している。

Msn_s1_3 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120209/crm12020923250029-n1.htm

 

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