首都東京体感治安(13、14日)
けん銃取り締の強化を!
【治安つぶやき】
本日の1枚の写真は、奈良県警のキャラクターマスコット「ナポくん」です。奈良公園と言えば「鹿」で知られますが、その「鹿」をモチーフとして生まれたそうです。奈良のポリスで「ナポくん」です。
13日白昼、なんとファミレスの店内で住吉会系暴力団の元組員(62)がけん銃で撃たれ、ドクターヘリで病院に収容されたが間もなく死亡するという事件があった。犯人は元山口組系暴力団組員(65)と見られ、殺人容疑で指名手配した。
産経新聞電子番などによると、現場はJR東金駅の南東約500メートルで、車の通行量の多い国道126号に面している。近くに小学校と中学校があり、商業施設や事業所が立ち並ぶ地域。市教委は、市内の幼稚園や小中学校に対し一時、門を施錠して児童・生徒らを校舎内に退避させるよう指示するなどの大騒ぎとなった。
この事件で警察は元暴力団組員、鄭龍範容疑者(65)=同市田間=の顔写真を公開した。
警察庁によると銃器による発砲事件は平成13年の215件以来、年々減少し続けており平成22年には35件と過去10年で最も少なかった。ところが23年上半期の件数は24件と前年同期より3件多く、増加傾向に転じている。
このうち暴力団員による発砲は17件で、道仁会と九州誠道会の抗争3件が含まれている。
けん銃の押収量は23年上半期で216丁あり、前年同期に比べて10丁増えるなど長期的な減少傾向が、一転、増加傾向に転じた。
このうち暴力団構成員によるものが55丁と前年比で6丁増えた。内訳は山口組55丁で50.9㌫を占め、以下、稲川会6丁、住吉会5丁など。
覚せい剤などの薬物が一般家庭に浸透しているように、発砲事件も家族などが集うレストランで発生するなど、ジワリと大衆が集う地域に浸透している。銃器取締の徹底を望みたい。
首都東京の体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。