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2012年1月11日 (水)

斎藤容疑者が偽名で支えた16年余りの逃亡生活 平田容疑者は「一歩も外に出なかった」(11日)

オウム真理教元幹部、平田信(まこと)容疑者(46)の出頭・逮捕から10日。一緒に逃亡していたとされる元信者、斎藤明美容疑者(49)が後を追うように警視庁に自首した。目黒公証役場事務長監禁致死事件の直後から行動を共にしていたという両容疑者。斎藤容疑者の平田容疑者に対する思いは「尊敬から愛情に変わっていった」。東日本大震災が逃亡犯らの生き方を左右する。「偽りの人生は終わりにします」。16年10カ月の逃亡劇は幕を閉じ、警視庁は10日夜、2人の潜伏先などを家宅捜索した。

 斎藤容疑者は福島県須賀川市出身。市内の県立高校を卒業後、昭和59年に看護師となり、都内の病院などで働いた。平成5年に教団に入信すると、「治療省」に所属し、都内の教団付属病院で看護師を務めた。7年2月の事件直後に平田容疑者が逃走すると、同5月に合流した。

 捜査員が最後に目撃したのは、8年2月15日の都内。尾行に気づいた斎藤容疑者はJR新宿駅前の雑踏を猛然と駆け抜け、姿を消した。防犯カメラの画像からJR東京駅で東北新幹線に乗車したことが判明。この直後、勤めていた仙台市内の割烹(かっぽう)店を辞め、姿を隠した。斎藤容疑者は滝本太郎弁護士に「オウムの占いで北に行った」と話した。

8年2月までの3カ月、割烹店の寮に住んでいた斎藤容疑者は1人暮らしを装っていた。室内には2組の布団が敷かれ、窓ガラスには目張りが施されていた。同居人がいる形跡だった。

 割烹店での名前は「山口今日子」。10年前から直近まで受付などをしながら勤務していた東大阪市内の整体院でも独身を装い、「吉川祥子(よしかわしょうこ)」という偽名を使った。「『43歳の岩手県出身』と話していた。色白のすごくきれいな人」。整体院の患者はそう話した。

 斎藤容疑者は1人で働いた。仲居、喫茶店員、事務員…。「平田容疑者は引っ越しのとき以外は一歩も外に出なかった」。斎藤容疑者は滝本弁護士にこう話している。警察に見つかりそうになると引っ越した。福島、宮城、青森、仙台。最後に行き着いた先が大阪で3カ所計約15年を過ごした。「いわゆる内縁関係。尊敬が愛情に変わった」と斎藤容疑者。東大阪市での住居は2LDKのマンション。家賃は約5万円。

 被災地出身の斎藤容疑者は「東日本大震災は大きなショックでした」とコメントした。平田容疑者も滝本弁護士との接見で「罪のない人が(震災で)あんなに犠牲になったのに、自分が生き延びていることが理不尽だと思った」と述べている。平田容疑者は昨年11月末、「出頭」を決意。斎藤容疑者は昨年12月31日夕に自宅から送り出した。平田容疑者のリュックの中の下着数枚はきれいにたたまれており、「女性がそろえたという感じだった」(捜査関係者)という。

 

平田容疑者は出頭直前の大阪市営地下鉄御堂筋線で白いニット帽とマスクを着用し、不審な途中下車を繰り返していた。服のタグをすべて切り取っていた。すべて斎藤容疑者をかばう行為だったとの推測は成り立つが、麻原彰晃死刑囚(56)=本名・松本智津夫=らの執行先送りを狙っているのではとの見方をする捜査関係者もいる。

 警視庁は斎藤容疑者について、平田容疑者の逃亡支援者として明らかになっていない段階で出頭したことから「自首」扱いとした。

Msn_s1_2 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120111/crm12011101130002-n1.htm

 

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