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2012年1月18日 (水)

小型の警察犬:増加の理由は 「小ささを生かして狭い場所でも捜索」(18日)

今年から鳥取県警の嘱託警察犬になった小型愛玩犬のトイプードル「カリン」(雌・1歳)と「フーガ」(雌・2歳)。発表されると同時に、国内はもちろん海外メディアからも取材依頼があるなど、注目の的に。県も「子ども安心課長」「子ども見守り課長」に任命するなど、早くも引っ張りだこだ。人気の2匹だが、鳥取以外でも従来の警察犬のイメージにはまらない犬たちが警察犬として活躍している。【川瀬慎一朗】

 警察犬の審査会や競技会を開催している日本警察犬協会は7種の犬を警察犬指定犬種に定めている。シェパードやゴールデンレトリバーなど、体力や体形、知力が優れている大型犬が中心で、一般の人が飼育している犬を採用する嘱託警察犬の場合も、基本的にこの7種ばかり。中でも8~9割がシェパードだという。

 同協会によると、鳥取のように犬種を問わず採用している県もあれば、指定7種でなければ審査会を受けられない県もある。「警察犬は大型犬」というイメージも強く、小型犬が警察犬になることは最近まで無かったという。

 変化のきっかけは、2010年1月に和歌山県警の嘱託警察犬になったミニチュアシュナウザーの「くぅ」。全国で初めて小型犬として採用されたのをきっかけにそれ以降、全国で徐々に小型の警察犬が増えている。

 奈良県警は昨年1月、ロングコートチワワの「桃」に嘱託。岩手県警は今月5日、小型犬のビーグル「うめ」を採用した。岡山県警では昨年8月、日本犬としては初の警察犬、柴(しば)犬の「二葉(ふたば)」が誕生した。

 また、滋賀県警では昨年12月、小型犬の警察犬としての能力を見るため、ジャックラッセルテリアなどを審査会に特別参加させた。現在同県警は小型犬を採用対象に入れていないが、全国で小型犬の嘱託が広がっている上、「災害時など狭い場所での活躍が期待できる」(同県警鑑識課)ことなどから今後採用を検討するという。

 全国で小型犬の採用が広がっているが、実際の捜査現場での活躍はこれから。岡山県警の「二葉」は3度、行方不明者の捜索に参加しているが、奈良県警の「桃」は防犯イベントに3回参加しただけ。「カリン」と「フーガ」も今のところ警察の広告塔としての活躍が目立ち、現場への出動はまだない。

 2匹の警察犬としての能力は未知数だが、トイプードルが能力として劣るわけではない。鳥取市大覚寺のダクタリ動物病院の山根誠一医院長によると、トイプードルは「温厚で賢く、飼い主に従順で飼いやすい犬種」。その特性からしばしばサーカスなどで活躍してきたという。「無駄にほえることもなく、他の犬種に比べ物ごとの理解力が高いので警察犬に向いていると思う。小ささを生かして狭い場所でも捜索できるのでは」と話す。

 日本警察犬協会の須永浩二総務課長は「ニュースで小型犬が活躍するのを見て、自分の犬も活躍させたいと希望する飼い主が増えるかもしれない」と分析する。2匹の活躍次第では、警察犬のイメージが大きく変わるかもしれない。

Logo_mainichi_s1_3 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120118mog00m040009000c.html

 

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