« 山口組組長ら、一般客の列に並び参拝 神戸護国神社(3日) | トップページ | 平田容疑者「奪還も」…丸の内署周辺に機動隊員(3日) »

2012年1月 3日 (火)

捜査などでDNA型鑑定増加 府警には第二科捜研(3日)

捜査で客観証拠の重要性が増し、東日本大震災での身元確認に利用されるなど、警察のDNA型鑑定が増加している。警察庁によると、平成22年の鑑定は約17万7千件で、18年の約3・5倍に。こうした中、大阪府警は4月、鑑定の処理能力を増強するため現在の科学捜査研究所に加えて新たに「第二科学捜査研究所(仮称)」を開所。一度に最大80人分を鑑定できる新装置を導入、処理能力は約70%アップするといい、府警は「迅速で正確な捜査に貢献したい」としている。

関連記事

記事本文の続き 第二科捜研が設置されるのは、21年度末で廃止された旧大阪府福祉人権推進センター(大阪市浪速区久保吉)の2階部分(床面積約500平方メートル)。今の科捜研は大阪府警東署に入居しており、人員は捜査員や専門の研究員ら計約70人。

 府警によると、DNA型鑑定は大きく分けて2種類。現場で収集された遺留物などから検出するものと、容疑者ら事件関係者の口腔(こうくう)内から採取した細胞から抽出するもの。遺留物は事件によって形状や量などが異なるが、口腔内からは、おおむね均一な細胞を採取することができる。

 第二科捜研では、このうち口腔内の細胞の鑑定について担当。これまでは、混同などを避けるために個別に細胞を取り扱ってきたが、新装置を導入することで、最大で同時に80人分の処理が可能になるという。

 近年では犯罪の広域化や巧妙化が進んでいるほか、裁判員裁判の導入などで客観証拠の重要性が飛躍的に高まっている現状があり、DNA型鑑定は全国的に活用が増えている。

 警察庁によると、科学警察研究所(千葉県柏市)を含む全国の科捜研で実施されたDNA型鑑定は、22年で17万7658件。約4万9800件だった18年の約3・5倍に達した。

 一方、昨年の東日本大震災では、大勢の犠牲者の身元確認のためにDNA型鑑定が活用され、大阪府警など全国の警察が作業を担ったという。

 府警の昨年の鑑定実績は約1万2千件。捜査関係者によると、現状では処理能力の限界に近づきつつあったが、第二科捜研が稼働することで、現在の科捜研と合わせて年間2万件以上の鑑定が可能になるという。

 府警の担当者は「捜査でDNA型鑑定が活用されるのは常識的となった。大規模災害での必要性も高まっており、一層の態勢整備に努めたい」と話している。

Head_logo1 http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=127&agent=11&partner=nifty&name=%A5%A4%A5%B6&lang=euc&prop=500&bypass=2&dispconfig=

 

« 山口組組長ら、一般客の列に並び参拝 神戸護国神社(3日) | トップページ | 平田容疑者「奪還も」…丸の内署周辺に機動隊員(3日) »

警察関係ニュース(行政も)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/514231/53640831

この記事へのトラックバック一覧です: 捜査などでDNA型鑑定増加 府警には第二科捜研(3日):

« 山口組組長ら、一般客の列に並び参拝 神戸護国神社(3日) | トップページ | 平田容疑者「奪還も」…丸の内署周辺に機動隊員(3日) »