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2011年12月21日 (水)

【オリンパス損失隠し】関係先の家宅捜索を開始 特捜部と監視委、警視庁が合同(21日)

オリンパスの損失隠し疑惑で、旧経営陣が含み損を隠して粉飾決算を主導した疑いが強まったとして、東京地検特捜部と証券取引等監視委員会、警視庁捜査2課は合同で21日午前、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで、関係先の捜索を始めた。国際社会からも批判された光学機器大手の不正経理疑惑は、刑事事件へと進展した。

 捜索は午前11時半ごろから始まり、東京都新宿区の同社本社のほか旧経営陣の自宅、損失穴埋めに買収資金が利用された国内3社など数十カ所に及ぶとみられる。

 関係者によると、捜索容疑は、旧経営陣らが平成19~23年、金融商品の損失を隠した虚偽の内容の有価証券報告書を関東財務局に提出したとしている。損失隠しは長年にわたって続いていたが、18年以前の虚偽記載は既に公訴時効が成立している。

 オリンパスの第三者委員会や関係者によると、同社は1990年代に財テクに失敗して含み損を抱え、少なくとも平成10年ごろから森久志前副社長(54)や山田秀雄前監査役(66)らが大手証券会社OBとともに、損失を投資ファンドなどに移し替える「飛ばし」を考案し、実行。菊川剛前会長(70)ら歴代社長も報告を受けていた。http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111221/crm11122111410001-n1.htm

 

オリンパスがこうした手法によりファンドに飛ばした損失は、15年の時点で1177億円。同社は18~20年に行われた国内外4社の買収で支払った計1348億円を還流させ、穴埋めに充てたとされる。

 森、山田両氏はこれまでの特捜部の任意聴取に対し、損失隠しへの関与を認めたうえで、菊川氏へも逐一報告していたことに言及。菊川氏は三者委に「損失隠しは知っていたが、額については最近知った」と話している。特捜部などは近く、菊川氏や岸本正寿元社長(76)ら歴代のトップからも詳しい経緯について事情を聴く。

 また、特捜部などは押収した財務関連資料などの分析を進めて容疑の裏付けを急ぐ一方、背任など別の違法行為がないかどうかも慎重に捜査する方針だ。

Msn_s1_2 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111221/crm11122111410001-n2.htm

 

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