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2011年12月23日 (金)

振り込め詐欺:「手渡し方式」被害6割に ATM使用、警戒強化で減--県警11月まとめ /千葉(23日)

◇逮捕免れる事前工作も

 11月の振り込め詐欺事件の発生件数が56件で、被害額が1億60万円だったことが、県警捜査2課のまとめで分かった。10月に比べ被害額は約2500万円減少したが、犯人グループの現金受け取り役である「受け子」が被害者に直接会って現金をだまし取る「手渡し方式」による被害が全体の6割(被害額6189万円)を占めた。県警は「本人ではなく『ほかの人が受け取りに行く』という電話があれば詐欺だと疑って、すぐ警察に通報してほしい」と呼びかけている。

 同課によると、手渡し方式の被害が増加した背景としては、これまで多かった現金自動受払機(ATM)を使った振り込みが、警察の警戒強化と銀行員による声かけ活動推進で難しくなったことや、利用限度額の低額化で詐取できる金額が減ったことが挙げられるという。

 手渡し方式では、1回当たりの被害額が数百万円と高額になるケースが多いのが特徴。先月には、松戸市の70代の無職女性が、同一人物とみられる男に、2回にわたり現金計1500万円をだまし取られる事件も起きている。

 この手口では、現金の受け子として面識のない男が来るため、事前に犯人グループが息子や孫をかたり「自分は行けないが、ほかの人が受け取りに行く」と言って被害者を信じ込ませるのが常とう手段になっている。県警は「こうした文言が出れば間違いなく振り込め詐欺」と注意を喚起する。

 一方、県警は振り込め詐欺の検挙件数が警視庁に次ぎ、全国2位になったことを明らかにした。県内にあった詐欺グループの拠点2カ所を摘発するなどして、振り込め事件の容疑者計26人を逮捕したほか、犯行用の携帯電話転売や、銀行口座の違法開設など犯罪を助長した疑いで、計50人を逮捕したという。

 県警によると、最近は犯人グループが事前に被害者に対し「借金があるとは恥ずかしくて言えないから、現金を受け取りに行く部下には書類だと言って渡してほしい」と依頼するなど、受け子の逮捕を免れるための事前工作までしており、手口はますます巧妙化しているという。県警幹部の一人は「今年県内では全国で3番目に多い被害が出ており、防犯意識をさらに徹底させてほしい」と話している。【中西啓介】

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