路線バス代わり「あいのりタクシー」運行(13日)
熊本県山鹿市は、山鹿、鹿本地区の中山間地と市街地を結ぶ予約制のあいのりタクシー「山鹿チヨマツ号」の委託運行を始めた。
これで合併前の旧5市町すべてで運行が実現したことになる。
同タクシーは、路線バスの停留所から500メートル以上離れた集落と市街地などを毎週火曜、金曜日に運行する。料金は200~500円。
山鹿地区の平山温泉街では2日、出発式が行われた。バス停から約2・5キロの距離にある堂ノ原の山口純一区長も出席し、「堂ノ原は高齢化が著しい。タクシーは自宅まで来てくれるので、特に、車を持たない一人暮らしのお年寄りにはありがたい」と話していた。
予約制のあいのりタクシーは菊池市が2004年から、長洲町が今年10月から運行するなど、高齢化が進む地区で普及。多くは、赤字の路線バス廃止の代替措置として行われている。
山鹿市は07年6月に導入。山鹿、鹿本地区は、バス路線が赤字で、運行会社に補助金を出しており、あいのりタクシーと合わせて費用がかさむが、市は「すべての交通弱者を救うという理念で取り組んでいる」と説明している。
(2011年12月12日23時31分 読売新聞)http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=127&agent=11&partner=nifty&name=%C6%C9%C7%E4%BF%B7%CA%B9&lang=euc&prop=495&bypass=2&dispconfig=
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