象印マホービン元副社長殺害事件 室内に荒らされた跡 警察、強盗殺人事件として捜査(1日)
大阪・堺市の豪邸で両手両足を縛られ意識不明で発見され、その後、死亡した男性は、有名企業の元副社長だった。
大きな門構えに、きれいに整えられた植木、周囲の家と比べてもひときわ大きな敷地には、捜査員の姿が見られた。
1日、「男性が手を縛られていて、意識がない」と、110番通報があった。
1日午前10時20分ごろ、大阪・堺市北区の住宅で、象印マホービンの元副社長・尾崎宗秀さん(84)が意識不明の状態で発見され、その後、病院で死亡した。
倒れている尾崎さんを見た人は、「わたしがお会いしたのは、ここ2~3日前でしたかね。『お出かけですか?』、『この間、ありがとうね』とおっしゃったんで。(トラブルを抱えていそうな?)いや、そんな人じゃないです。温厚なちゃんといろんな話を聞かせてくださるし」と話した。
尾崎さんは、1986年に象印マホービンの顧問に就任し、その後、副社長に昇格したが、現在は退職していた。
亡くなった尾崎さんは1日朝、取引のある銀行員と会う約束をしていたが、銀行員が訪れても応答がなかったという。
応答がなかったため、警備会社に安否確認を依頼し、その後の確認で、尾崎さんが2階の納戸で倒れているのが見つかった。
倒れている尾崎さんを見た人は、「玄関は、表の道路から入ったところは、(鍵が)かかっていた。『救急車を呼べ』と言った。(反応は?)ないない。(全く動かず?)動かん」と話した。
発見された際、尾崎さんは、ひものようなもので両手を後ろ手に縛られ、さらに足も縛られたうえ、顔にはラップを何重にも巻かれ、窒息状態だった。
尾崎さんに、いったい何があったのか。
倒れている尾崎さんを見た人は、「(納戸を警備会社が)一番先に開けて、主人が『うわっ』って言ったものだから、へっと思って、のぞき込んだら、(尾崎さんが)倒れていた」と話した。
象印マホービンは「弊社に在任中は、温厚なお人柄で、みんなから慕われる方でしたので、遺憾に思います。事件の早期解決を願います」とコメントしている。
第1発見者の男性によると、亡くなった尾崎さんの家の部屋は、ほとんどが荒らされていたという。
目撃者などによると、室内には、荒らされたような跡があったという。
警察は、捜査本部を設置し、強盗殺人事件として捜査している。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00212695.html
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