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2011年12月 9日 (金)

切りつけ、刃物事件 首都圏で相次ぐ 模倣犯が過激化の恐れ(9日)

首都圏で登下校中の子供が切りつけられたり、刃物を持った男が徘(はい)徊(かい)したりする事件が相次いでいる。埼玉・千葉両県の連続刺傷事件で殺人未遂容疑で高校2年の男子生徒(16)が、5日に逮捕されて以降のことで模倣とみられる。虚偽の被害の届けも出ている。いずれもけが人は出ていないが、重大な結果を招きかねないとして警視庁や各県警は警戒を強めている。

■上着切りつけ 

 8日も関東一円で同様の事件が相次いだ。警視庁によると、午前8時半ごろ、東京都青梅市の路上で、登校中の中学1年の男子生徒(12)が上着を男に刃物で切りつけられたと母親から110番通報があった。

 茨城県下妻市では同日朝、自転車で登校中の中学1年の女子生徒(12)が橋の上ですれ違った自転車の男にナイフのようなものを見せつけられた。下妻市と隣接する八千代町では6日朝に包丁のようなものを持った男に男子中学生(13)が追いかけられている。

 このほか、千葉県や埼玉県でも7、8日と刃物所持の不審者情報が各県警に寄せられている。

 一方で、茨城県内で7日、女子中学生が「ナイフを持った男に追いかけられた」とした通報は虚偽だったことが8日になって判明した。http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111208/crm11120822470033-n1.htm

 

■社会の反応求め

 模倣犯とみられる犯行はなぜ続くのか。犯罪心理学が専門の森武夫・専修大名誉教授は「『騒ぎを起こすことで、自分の存在を確認したい』という気持ちが、この種の事件の動機には多い」と指摘。「連続刺傷事件が注目を集めたことから、家庭や学校、会社などで疎外感を感じ、心理的不満を持っている人物が、自分も注目を集めようとして、同種の事件を起こしている可能性がある」との見方を示す。

 実際に過去の少年事件では、インターネット上の掲示板で犯行予告や犯行過程を書き込むケースが相次ぐなど、過剰な自己顕示欲を指摘する声もある。今回逮捕された男子高校生も事件前、準備したスタンガンを友人に見せ、「人に使おうかな」などと話していた。

 森名誉教授は、「思いをエスカレートさせ過去の事件に対抗意識を燃やすこともある」として、より残虐な犯行に及ぶ可能性を指摘する。

■容易に情報収集 

 平成9年の神戸市連続児童殺傷事件で「酒鬼薔薇」と名乗った元少年=当時(14)=が逮捕された。17年には、この元少年の写真を持ち歩き、周囲に「酒鬼薔薇より残虐だ」などと話していた無職少年=同(17)=が大阪府内の公園で幼稚園児をハンマーで殴る事件を起こしている。

 精神科医の影山任佐・東工大教授(犯罪精神病理学)は「メディアやネットが発達し、事件の被害者数や具体的な手口などの情報をすぐに知ることができ、犯罪へのハードルが低くなっている」と、広がる一方の波紋を危惧している。

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