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2011年12月13日 (火)

オウム事件死刑囚の刑執行に現実味もテロの懸念 こうした中、2011年の死刑執行はゼロ(13日)

オウム真理教元幹部・遠藤誠一被告(51)の死刑が確定したことを受け、死刑の執行が、より現実味を帯び始めた。しかし、懸念も浮上している。
麻原彰晃こと松本 智津夫死刑囚(56)の写真を前に、修行を続けていた信者たち。
オウム真理教に入信した信者たちによって、数々の事件が引き起こされ、松本死刑囚が首謀者と認定された。
12日、教団元幹部・遠藤誠一死刑囚の死刑判決訂正の申し立てが棄却されたことで、一連の事件で、すでに死刑判決を受けている松本死刑囚と教団元幹部12人の死刑が、いつでも執行され得る状態になった。
若狭 勝弁護士は「少なくとも、死刑判決が確定したら、6カ月以内に、法務大臣が死刑執行を命じなくてはいけない法律の規定がある。(死刑確定者は)少なくとも100人は超えている」と語った。
しかし、民主党政権になって以降、死刑を執行されたのは、わずかに2人。
特に、2011年に入ってからは1人もおらず、これは異例のこと。
執行を命じる立場の平岡法相は13日、記者の質問に対し、慎重な回答に終始した。
平岡法相は「(19年ぶりに、死刑執行がゼロの可能性がある。年内執行は?)その検討を行っているか等については、お答えを差し控えさせていただきたい。(年内の死刑執行がないということも、あらためておっしゃることはないということ?)それは、具体的なことについては、発言を差し控えさせていただきたい」と述べた。
一方で、オウム事件において、この先、死刑が執行された場合に懸念されるのが、現在も松本死刑囚を崇拝する信者たちの動向。
当局の一部では、松本死刑囚の死刑が執行されたあと、その存在感が、教団内部においてさらに増し、新たなテロ活動が起きるのではとの懸念が持たれている。
松本死刑囚をめぐっては2000年、ロシア人の信者が、収監されていた当時の松本被告の奪還を狙い、サミット期間を狙った爆弾テロの計画を進めていたことが発覚し、公安調査庁が調査に乗り出すなどした。
容疑者の1人は当時、取材に対して、「弾薬を日本の3カ所に仕掛ける予定だった。日本政府に(松本死刑囚の解放を)要求し、受け入れられなければ爆発させる予定だった」と語った。
オウム事件にくわしいジャーナリストの江川紹子さんは、仮に死刑が執行されたあとの教団について、「基本的には、今までとあまり変わらないのではと思います。麻原彰晃こと松本 智津夫は、すでに神格化されています。彼は、生きていようが、死んでいようが、すでに彼ら(信者たち)にとっては聖人なんです。死刑を執行したからといって、組織的に、何かテロ事件を起こすような状況ではないと思っています。ただ、個人的にとっぴな行動に出る人がゼロとは言えないでしょうから、そこのところだけ、監視活動をちゃんとしていくことだと思います」と語った。
松本死刑囚の死刑執行の現実味について、若狭弁護士は「少なくとも法務省とすれば、いよいよ死刑を執行しなければいけないというような気持ちを強く抱くと思う。主犯格、一番の責任のある人から、死刑を執行されるのが自然と思う」と指摘した。

Logo4_4 http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00213454.html

 

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