警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(3、4日単位・レベル)
信じられないずさんな捜査だ
【治安つぶやき】
福井市の女子中学生殺害事件で、名古屋高等裁判所金沢支部がMさんの再審を認める決定を出した問題。
毎日新聞電子版は、警察官と目撃したとされる暴力団員の関係がメチャクチャだったことを報じている。
同事件の捜査本部がある福井県警福井署4階の一室で昭和61年11月、覚せい剤取締法違反などの容疑で逮捕、勾留されていた元暴力団組員(47)は、捜査員数人と寿司を食べており、「おー、お前も食べろ」などにぎやかだったという。
そして翌日、警察は元組員から「Mが『被害者を誘おうと思ったら断られ、腹が立って包丁を振り回した』と言っていた」という情報を得るのである。
公判記録や関係者の証言によると、この日は元組員を同署の留置場から規律の厳しい拘置所に移監する予定日。捜査員は「協力してくれるなら移監をストップできるか検察に聞いてみる」と持ちかけ、移監にストップをかけたという。
さらに12月に入り、捜査本部は「17歳の後輩がMと一緒に現場に行った」という元組員の供述に基づいて、事件に関係のない後輩の男性(42)を署に呼んだ。捜査員は元組員を取調室に連れてきて、戸惑う男性に「わしの顔つぶす気か。警察に協力せえ」と手錠をしたまま怒鳴る元組員。それでも否認する後輩男性を、県警は同月14日、犯人蔵匿容疑で逮捕した。完全な誤認逮捕だった。
元組員は約10日後、「Mと一緒だったのは別の知人」と供述を翻し、他に支えのない県警は男性を釈放した-と毎日は報じている。
古くなるが、昭和の40年代、新宿の歌舞伎町を歩いている暴力団担当刑事と言えば、夏などはラクダのシャツに白の腹巻きをして、暴力団と変わらない姿でパトロール。
歌舞伎町交番にいると、警察電話を借りに手帳を見せるから刑事と分かるのだが、本物の暴力団員に、巻き舌で「おい!そこで待ってろっ」などと怒鳴る姿は格好が良かった。交番の若い警察官が憧れて「4課に行きたい」と本当に○暴担当になってしまった。
こうして奴らの中に飛び込んで情報を得ていたのだが、それを癒着と言われ、現在は内部の情報がとれなくなっている。
しかし、福井の例はひどい。まさに捜査員は暴排条例でいう「密接関係者」で警察がこんな関係では事件捜査はできない。
警察不祥事は極一部なのだが、けん銃と手錠、手帳を持って人間を拘束できる権限を持っている職業にあるから、1件たりともあってはならないのである。
首都東京の体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。


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