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2011年11月16日 (水)

W杯予選:競技場は敵地そのもの 消える「ニッポン」声援 よど号ハイジャックの元赤軍派メンバーも観戦(16日)

敵地そのものだった。「チョソン イギョラ(朝鮮 勝て)」。サッカーの日本代表が15日夕、北朝鮮戦に臨んだ平壌の金日成競技場に、地鳴りのような声援がとどろいた。5万人収容のスタジアムを北朝鮮の市民が埋め尽くし、150人の日本人サポーターの声援を怒号がかき消した。

 北朝鮮側は日の丸、鳴り物、横断幕の3点セットの持ち込みを禁止。朝鮮人民内務軍の保安員が日本人サポーターの周りを取り囲んだ。時折上がる「ニッポン」コールはかき消され、腰を上げようとすると、保安員が「立つな」と身ぶりで厳しく制した。

 こっそり持ち込んだ日の丸付きのシャツで気勢を上げたサポーターも。東京都内の会社役員、園田崇さん(38)は「声だけだったが、みんな一生懸命応援した」そうで、都内の30代男性は「いい試合だったが応援には圧倒された。日本が勝っていたらどうなっていたか。ちょっと怖かった」と話した。

 スタンドには赤旗や北朝鮮国旗がはためき、メガホンと太鼓の音が競技場を揺るがした。一糸乱れぬ応援でウエーブを繰り返し、日本がボールを奪うとブーイング。後半5分、北朝鮮がゴールを決めると、市民らは総立ちになり、つんざくような歓声がわき起こった。

 ◇よど号ハイジャックの元赤軍派メンバーも観戦

 外国人用席には、よど号ハイジャック事件で国際手配中の元赤軍派メンバー、若林盛亮容疑者(64)らの姿もあった。若林容疑者は「(北)朝鮮を応援しようと思ってきたけど、試合を見ているとやはり日本を応援してしまうな」とひと言だけコメントした。(平壌・共同)

 

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