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2011年9月 9日 (金)

「無念晴らすまであきらめない」 遺族、犯人逮捕へ思い新たに 上智大生殺害から15年(9日)

東京都葛飾区柴又で平成8年、上智大4年の小林順子さん=当時(21)=が自宅で刺殺され、放火された事件は9日、発生から丸15年を迎えた。昨年、刑事訴訟法などの改正で殺人事件の公訴時効は撤廃、警視庁亀有署捜査本部の捜査は継続される。法改正を求め続けてきた父親、賢二さん(65)は「娘の無念を晴らすまでは、絶対にあきらめない」と話す。

 「なぜ娘だったのか。なぜわが家だったのか」

 事件後、賢二さんは、こう自問自答を続けてきた。私的懸賞金500万円の提供や情報を求めるチラシ作り…。15年間、犯人逮捕のために、できることは何でもしてきた。四国八十八カ所の霊場をめぐり、すべての寺院に事件解決を願掛けしたこともある。

 公訴時効まで2年と迫った21年、時効撤廃を呼びかけようと、他の未解決事件などの遺族や被害者らと、「宙(そら)の会」を結成。同じようにつらい思いを共有する遺族らと協力しながら、署名などを募る地道な活動を続けてきた。

 

世論の後押しもあり、21年6月には4万5千人分の署名が集まり、法相に提出した。政府や国会も動き出し、22年4月、法改正で殺人などの凶悪事件の時効は撤廃された。

 「順子が後押ししてくれた。これで犯人は一生逃げ切れない」。賢二さんはこう振り返る。

 事件は平成8年9月9日夕に起きた。米国留学を2日後に控え、自宅に1人でいた順子さんは首を数カ所刺され死亡。家も放火された。当時は大雨だったが、直前に茶色のレインコートを着て、傘を差さずに小林さん方を見つめる30~40代の男が目撃されている。

 怨恨による犯行が浮上する一方、1万円札も盗まれており、盗み目的で侵入した犯人と鉢合わせした可能性もある。これまでに延べ5万8800人の捜査員が投入され、現在も26人態勢で捜査は継続している。

 捜査は16年目。「犯人が逮捕されないかぎり真相解明はできない。事件を風化させないよう訴え続ける」。賢二さんは、言葉にこう力を込めた。

Msn_s1_2 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110908/crm11090822470037-n2.htm

 

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