三菱重サイバー攻撃 操作画面に中国語(23日)
軍事機器を扱う大手総合重機メーカー「三菱重工業」(東京)が外部からサイバー攻撃を受け、パソコンなどがウイルスに感染した問題で、攻撃に使われたとみられるウイルスを分析した結果、感染したコンピューターを遠隔操作する画面に中国語が使われており、中国からウイルスが送られた形跡もあることが22日、インターネットセキュリティー会社などの分析で分かった。
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記事本文の続き ネットセキュリティー会社「トレンドマイクロ」(東京)によると、三菱重工を含む世界の防衛関連8社に送付されたとみられるウイルスを分析したところ、攻撃者が遠隔操作するための画面のようなデータを確認した。画面には中国語が使われており、コンピューターを意味する「計算机」やサーバーを意味する「主机」という言葉が略字体を含む漢字で記されていた。
ウイルスが、中国から遠隔操作できるようにプログラムされていた可能性があるが、同社によると、ウイルス作成者の偽装工作の可能性もあり、断定はできないという。
三菱重工が確認した8種類のウイルスのうち3種類は、中国のサイトに接続されるようプログラムされており、中国内から送り込まれた可能性があることも民間ネット関連会社の分析で判明した。
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