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2011年9月16日 (金)

「被災者のために仏像購入を」詐欺的行為横行、昨年度の2倍(16日)

東日本大震災後に、「被災者らのためになる」と真偽不明の話を持ちかけられ、高額の仏像を買わされるケースが、全国で相次いでいることが15日、国民生活センターなどへの取材で分かった。その直後に別の業者から「2倍の高値で買い取る」といった電話がかかってくるケースも多く、売りつける側と買い取りを申し出る偽装業者が結託して詐欺的行為に及んでいる疑いが強い。

 岐阜県の60代の無職女性に突然、「震災で保管場所のなくなった仏像を売却したい人がいる」といった電話がかかってきた。カタログが家に届くと、別の業者から「仏像を高値で買い取る」と電話でしつこく勧誘された。女性は「被災者のためになれば…」と、1体約100万円の仏像を3体購入し、計約300万円を指定口座に振り込んだ。「買い取ってくれる業者もあるから」と安心していた部分もあった。

 しかし、その後も仏像を売りつける電話は続き、女性は追加で4体を計約400万円で購入。不審に思った娘が「詐欺では」と同センターに相談した。

 複数の人物や会社が次々と登場して役割を演じ、消費者を信じ込ませる手口は「劇場型」と呼ばれ、高齢者を狙った振り込め詐欺でも多く用いられる。ほかにも、断っているのに仏像を郵送して強引に代金の支払いを求める「送りつけ」や、「水子供養をしないと罰が当たる」などと不安をあおる、霊感商法もある。

 国民生活センターなどによると、仏像勧誘をめぐるトラブルは、奈良・興福寺の阿修羅像などを展示した「国宝 阿修羅展」が東京都内で開催され、仏像人気が高まった平成21年ごろから増え始め、東日本大震災後にさらに増加した。今年度の仏像勧誘トラブルは194件(15日現在)で、すでに昨年度同時期の2倍。被害者は高齢者が全体の8割を占め、平均被害額も120万円超という。

 悪徳商法被害者対策委員会の堺次夫会長は「震災によって精神的に不安定になったり、心にうるおいを求めたりする人が多くなったことも仏像勧誘増加に影響しているのでは」と話す。

Msn_s1 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110916/crm11091600310000-n1.htm

 

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