国民生活センター、放射線測定器の一部商品で正確な測定ができなかったと発表(9日)
原発事故後、需要が高まっている放射線測定器だが、過大な期待は禁物であることがわかった。
会見で、国民生活センターは「テストを実施した比較的安価な放射線測定器では、食品・飲料水等の放射線量が、暫定規制値以下であるかどうか、こういった判定はできない」と話した。
国民生活センターには、測定値が正しいかどうかわからないという相談などが、7月末までに400件近く寄せられていた。
今回、相談の多かった中で、9種類の測定器の性能を調べたところ、なんと全種類で正確な測定ができないことがわかった。
そのすべてが、インターネット販売されていた中国製と製造国記載なしのもので、値段が1~10万円までの比較的安価なものだったという。
会見で、国民生活センターは「最近は、内部被ばくっていう、食品系のニーズが大変高いと思いますが、そういったものに対しては、こういったものは対応できないということを、明確にメッセージとして伝えたい」と話した。
国民生活センターでは、環境中の放射線量を測定する場合、測定器の数値を直ちに信頼しないよう注意を呼びかけている。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00207155.html
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