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2011年9月 7日 (水)

長野県建設業厚生年金基金23億円横領事件 指名手配の男に賠償命じる判決(7日)

巨額の横領事件で指名手配されている男に、賠償を命じる判決が下された。本人は、依然逃亡している。
4年の間に、こつぜんと消えた多額の現金。
総額は、23億8,000万円余りにものぼっている。
2010年9月、長野県で発覚した巨額横領事件。
県内の建設会社社員ら、およそ6,800人から集めていた厚生年金を管理していた建設業厚生年金基金で、当時事務長だった坂本芳信容疑者(53)が、その一部を横領した疑いが持たれ、指名手配されている。
しかし、その行方は、現在もわからないままとなっている。
そして6日、基金側が、横領額の一部、およそ2億円の損害賠償を求めていた裁判で、本人不在のまま、判決が言い渡された。
6日の裁判では、原告・被告ともに姿を見せず、わずか数十秒のうちに結審した。
原告側の主張通り、元事務長に対し、2億0,010万円の支払いを命じる判決となった。
坂本容疑者をめぐっては、2010年11月にも基金側が、損害賠償を求め提訴。
2011年2月に、5,526万円の支払いを命じる判決が言い渡されている。
そして6日、2度目の判決が下された。
実はこれまでの取材で、坂本容疑者は、失踪した翌日の2010年9月10日に、バンコク郊外の空港から、タイに入国したことが明らかになっている。
その後、タイを出国した記録はなく、2011年3月にはパスポートが失効。
現在は、不法滞在の状態にあるとみられている。
2010年11月、近所の人は、「すごい高級車ですよね。シルバーのレクサス。その前はシーマとか、明らかに新車、ぴかぴかで。『また替えたよ』みたいな感じで。気づくと(車が)替わっている感じ」、「どこかの会社のお偉い人なのかなと思った。タクシーで出勤していくのを、2~3回見たんですよ」などと話していた。
事件発覚前、半年から1年で車を買い替え、タクシーで出勤という、ぜいたくな暮らしぶりがうわさになっていたという坂本容疑者。
2010年10月の取材に、坂本容疑者の妻は「お話しすることはありません。本当にないんで...」と話していた。
また、坂本容疑者の母親は「何もわかりません。わかりません。わたしらは待っているだけだから、全然。金のことだって、わしらはわしらでやっている。じいさんとばあさんで生きているんだもん。やりようがないんだよ。何をやってもやりようがない。殺してもらってもいいで、おらは」と話していた。
巨額の横領事件について、両親は「何も知らない」と話していた。
坂本容疑者の実家は、2度目の判決が出た6日、人けもなく、問いかけに応答もなかった。
近所の人の話によると、事件発覚前、かなり羽振りがよかったという。
坂本容疑者の実家の近所の人は、「(2010年)3月ごろ(坂本容疑者の実家が)景気がよかったの、金遣いが。子どもにお金もらったって。農機具も、あらゆるもの、2,000~3,000万円くらい使ったって」と話した。
基金側はこれまでに、坂本容疑者の生命保険など、資産5,000万円余りを差し押さえたということで、今後は、6日に判決が出た2億円とあわせ、回収を目指すという。

Logo4 http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00206999.html

 

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