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2011年8月27日 (土)

メキシコ:武装集団がカジノ放火 50人以上死亡(27日)

【メキシコ市支局】メキシコ北部の工業都市モンテレイのカジノで25日夕(日本時間26日朝)、武装した男8、9人が押し入り、ガソリンをまいて放火し、逃走した。建物は炎と煙で包まれ、ほぼ全焼。逃げ遅れた客や従業員ら50人以上が死亡した。現地からの報道によると、カジノは麻薬組織によるみかじめ料の要求を拒否していたといい、放火は報復の可能性がある。

 メキシコでは、06年に就任したカルデロン大統領が主導する「麻薬組織との戦争」で、銃撃戦や殺人事件が頻発して約4万人が死んでいる。今回は比較的裕福な人々が犠牲となっており、国内には「麻薬組織への強硬姿勢を見直すべきだ」などと麻薬組織の過激化を恐れる声が出始めた。

 AP通信によると、カジノは女性や高齢者に人気があり、性別が判明した死者のうち35人は女性だった。モンテレイは国内第3の都市で「安全」とされてきたが、近年、麻薬組織が縄張りを広げ、組織間抗争も激しさを増している。

 カルデロン大統領は26日、「民間人を狙った近年では最悪の事件だ」と怒りをあらわにした。一方、フォックス前大統領は「麻薬組織に休戦を呼びかけ、恩赦を与えるべきだ」と述べ、政府の強硬姿勢を批判した。

 また、メキシコからの麻薬流入に頭を痛めている米国のクリントン国務長官は26日、「麻薬組織を崩壊させようと努力するメキシコを支援し続ける」との声明を発表。オバマ米大統領も「野蛮で非難すべき事件だ」とコメントした。

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