警察庁に標的型メール…接続先、半数が中国(23日)
官公庁や企業のパソコンから機密情報を抜き取るため、ウイルスを仕込んだメールなどを送る「標的型攻撃」について、5月に警察庁の複数部署の職員に届いた24通のメールの接続先を同庁が分析したところ、半数が中国だったことが分かった。
日本の政府機関への標的型メールが、同庁にも届いていることが公になったのは初めて。
同庁によると、届いたメールは、開くと外部サーバーに強制的に接続されて情報が抜き取られる仕組み。12通は中国につながるプログラムで、残りは接続先を特定できなかった。いずれも開封していないため、情報漏えいはなかった。
メールは他省庁からの発信を装い、タイトルに「至急」や「資料」などの単語が入っていた。届いた職員の所属は様々で、アドレスがどのように伝わったのかは分かっていないという。
(2011年7月23日15時02分 読売新聞)http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=127&agent=11&partner=nifty&name=%C6%C9%C7%E4%BF%B7%CA%B9&lang=euc&prop=495&bypass=2&dispconfig=
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