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2011年6月20日 (月)

顔覆う客の通報、半年で2件…根付かぬ強盗対策(20日)

急増する強盗事件を防ごうと、兵庫県内の全コンビニエンスストア約1500店が昨年6月から、ヘルメットなどで顔が見えない客が来店すれば、すぐに通報する対策に取り組んだところ、半年間で2件しか通報がなかったことがわかった。

 「客に迷惑がかかる」という店員のためらいが要因とみられる。事件数が減り昨年末で中止されたが、客を装い、顔を隠して入店する手口は後を絶たず、県警は「

(

躊躇

)

せず一報を」と呼びかけている。

 県内では昨年1~5月、コンビニ強盗が前年同期より16件多い25件と急増。9割は、犯人がフルフェースのヘルメットやマスク、サングラスなどで顔を覆っており、県警がコンビニ全店に「即通報」を求めた。

 店員は、顔が見えない客が入店すると、気付かれないよう通報装置を作動。警備会社経由で県警に連絡が入り、警官がコンビニに急行して職務質問する仕組みで、全国的にも珍しい〈積極策〉だった。

 ところが、実際の通報は昨年6月と同12月の2件。三木市で顔を隠すようにマフラーを巻いていた外国人の男が入管難民法違反(旅券不携帯)容疑で逮捕されただけで、強盗事件の摘発にはつながらなかった。

 一方で、通報装置の誤作動は多発し、49件あった。

 コンビニ強盗は昨年6~12月、前年同期より5件少ない13件に減少し、県警は同月、店側の負担などを考慮し、対策の中止を要請。「店頭に『即通報』のポスターが貼られており、入店前に犯行をあきらめたケースもあったのではないか」とし、一定の効果はあったとする。

 ただ、13件のうち11件で犯人が顔を隠しており、今年1~5月には10件中5件が同様の手口だった。

 大手コンビニ店の担当者は「よほど不審でない限り、お客さんを犯人視しにくいのが店員の心情。でも、遠慮して事件になるようでは元も子もない。迅速な通報は徹底したい」と話す。

 

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