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2011年6月 4日 (土)

顔も名も知らぬ実行犯 黒幕は誰だ…(4日)

逮捕された渡辺豊容疑者は立川署捜査本部の調べに「『30歳くらいの男』と強盗に入ったのは間違いない」と供述した。一緒に押し入ったとされる植木秀明容疑者とは事件当時、初対面で、名前も知らなかった可能性があるという。奪った現金がどうなったかも詳しく供述しておらず、捜査本部は、事件を主導・計画していた人物がほかにいる可能性が高いとみている。6億円の行方は…。謎の解明が始まった。

品川駅に…

 「渡辺容疑者が出頭したいと話している」

 捜査本部がある立川署に、男の声で匿名の電話が寄せられたのは、3日午前2時ごろだった。男は、出頭先としてJR品川駅を指定した。捜査員らが急行したところ、駅前のタクシー乗り場に黒いフード付きの上着を羽織り、キャリーバッグを引いた渡辺容疑者が1人で立っていた。

 「渡辺か」。捜査員の一人がこう問いかけると、渡辺容疑者は「はい、そうです」と答えた。「どこにいたんだ」と聞くと、「タクシーで来た」とだけ答えたという。

 捜査本部がキャリーバッグを確認したところ、中身は着替えの服と約500万円の現金だった。大量の紙幣は束にまとめられておらず、小銭も含まれていた。しかし、奪われた約6億円の紙幣番号は分かっていないため、所持金がその一部なのかは確認できない。

真の“主導者”は

 捜査関係者によると、渡辺容疑者は10分程度の間に現金を強奪し、逃走車の運転をしたり、10人前後いるとみられる仲間と連絡したりする役を担った。実行犯2人の仕切り役だった可能性は高い。

 

しかし、それは渡辺容疑者が事件の中心人物だったということを意味するわけではない。捜査本部内では、あくまで10人前後の強盗グループの中の実行犯だったにすぎず、犯行を計画・主導した人物はほかにいたという見方が強い。

 ある捜査幹部は「2人でこれだけ大がかりな犯行は難しい」と指摘する。

報復恐れ?

 犯人は金庫室に多額の現金があることを知っていたことなどから、営業所の事情に詳しい人物とみられてきたが、いまのところ渡辺容疑者らと営業所関係者との接点は見つかっていない。事件後、現場から車で走り去った際も、あらかじめ計画されたルートを走っていた形跡があり、偽装工作で車を交換するなどする際に、仲間の手助けを受けた可能性も高い。

 ただ、捜査本部が行方を追っていた渡辺容疑者が自ら現れたのはなぜか。“出頭”を通報した男は誰か。自ら捕まったにもかかわらず、詳しいことは供述していない。捜査関係者の間では犯行計画の全体像を知らされていなかったという見方もあるが、謎は残る。

 暴力団関係者ら犯行グループの報復を恐れ、背後関係を明かしていない可能性もある。捜査関係者は「わざわざ奪ったカネを持って逮捕されるのは不可解。事前に成功報酬を受け取った可能性もあるが、出頭の意図を見極める必要がある」と話している。

Msn_s1 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110604/crm11060401100000-n2.htm

 

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