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2011年6月 9日 (木)

時効迫るヤミ金「最後の幹部」…大阪・3人心中(9日)

 大阪府八尾市で2003年6月、ヤミ金融業者の取り立てを苦に清掃作業員(当時61歳)夫婦ら3人が心中した事件で、妻(同69歳)から直前に約15万円を脅し取ったなどとして大阪府警などに恐喝容疑で指名手配され、逃亡中のヤミ金融グループ元幹部・川畑将容疑者(30)の公訴時効が今月下旬に迫った。

 川畑容疑者が属する組織は延べ5万8000人に違法に融資し、54億円もの収益を上げたとされる。府警などはこれまでに59人を摘発。最後に残る川畑容疑者の所在確認に全力を挙げている。

 3人は03年6月14日、八尾市のJR関西線の電車にはねられ死亡。妻の遺書には、〈くやしいのと、死にたくないとゆう想いで涙がとまりません〉〈ほんとうに1日も早く逮捕してくださいね。あの世から祈っております〉などとつづられていた。

 捜査では、元統括者の男(44)(実刑確定)を頂点とする最大7グループ、約70人の組織が違法融資を繰り返し、脅迫的な取り立てで巨額の収益を得ていたことが判明。この組織のうち、妻を脅していたのは、川畑容疑者がリーダーの奄美大島出身者グループとされた。

 府警などは06年3月に組織を一斉摘発し、川畑容疑者らを指名手配。07年に川畑容疑者の上役だったグループトップ(39)、08年には元統括者を逮捕したが、川畑容疑者については「都内に潜伏している」などの断片情報はあったものの、消息は不明のままという。

 恐喝罪の公訴時効は7年。刑事訴訟法の規定では、共犯者の起訴から判決確定までは時効が停止し、川畑容疑者の時効は今月20日前後になるとみられる。

 

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