« パチンコ店で150万奪う 大阪市東住吉区(15日) | トップページ | 交番の対応に不満、電話機とコード盗む(15日) »

2011年5月15日 (日)

「面識ない」元組員、養子に 脳梗塞女性、回復し提訴 資産狙う?(15日)

指定暴力団山口組系の元組員(44)と脳梗塞で入院していた愛知県の資産家の女性(92)が平成19年に養子縁組し、その後回復した女性が「面識はなく、養子にした覚えもない」と提訴、21年に離縁していたことが14日、分かった。

 女性の代理人弁護士によると、縁組届には女性の筆跡とみられる署名があったが、女性は当時、後遺症のため適切な判断ができない状態だった。弁護士は「元組員が女性の資産を狙い、だまして署名させた可能性が高い」と指摘している。

 女性は19年12月、脳梗塞を発症し入院。同月下旬に当時組員だった男との縁組届が同県豊田市に提出され受理された。

 縁組届には養親と養子の署名と押印が必要だが、市区町村の窓口に出向く必要はなく、郵送や第三者による提出も可能。窓口で本人確認できない場合、自治体が受理の通知書を送付している。

 女性は独り暮らしだったが、通知書に気付いた妹が弁護士に相談した。女性は縁組無効を求め名古屋家裁岡崎支部に提訴し21年1月、離縁することで和解した。

 元組員は「17年に岐阜県で女性と接触事故を起こしたことをきっかけに親しくなった。正当な縁組だ」と主張したが、事故証明書はなかった。弁護士が戸籍を調べたところ、それまでに3人の養子に入り、離縁していたことが分かった。

 弁護士は「女性の妹が通知書に気付いたから良かった。縁組の審査を厳しくする必要がある」と話している。豊田市は「当時のことが分かる資料がない」としている。

 元組員は21年夏以降、恐喝や詐欺容疑などで愛知県警に逮捕され、昨年10月、懲役8年の実刑判決が確定した。

 

■相次ぐ悪用、虚偽疑い202件

 養子縁組をめぐっては、多重債務者が融資を受ける目的で姓を変えるなど悪用するケースが相次ぎ、法務省が昨年12月に対策を強化した。同省によると、それ以降、今年3月までに、「虚偽」と疑われる届け出が202件あった。

 法務省は(1)6カ月以内の縁組または離縁が2回以上(2)縁組または離縁を3回以上行っている-などを「疑わしい」縁組と規定。昨年12月、該当する申請があった場合は、管轄の法務局へ連絡するよう全国の市区町村に通達を出した。

 自治体では通常、書面の審査だけだが、連絡を受けた法務局は養親、養子に面談するなどして縁組が適正かどうか確認することになっている。

 法務省によると、3月までに実際に法務局が照会を受けたのは111件。規定に該当し、市区町村が「照会する」と申請者に伝えたところ、取り下げられたケースも91件に上った。

 111件のうち、3月までに受理されたのはわずか8件。縁組意思が確認できず不受理になったのは44件で、照会後に取り下げられたケースも10件あった。

 法務省民事局は「取り下げがこんなに多いとは思わなかった。通達は一定の効果を上げている。当面は現行制度で不正防止に努めたい」としている。

Msn_s1_3 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110515/crm11051511390001-n2.htm

 

« パチンコ店で150万奪う 大阪市東住吉区(15日) | トップページ | 交番の対応に不満、電話機とコード盗む(15日) »

暴力団関係、 銃刀法違反事件」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/514231/51675882

この記事へのトラックバック一覧です: 「面識ない」元組員、養子に 脳梗塞女性、回復し提訴 資産狙う?(15日):

« パチンコ店で150万奪う 大阪市東住吉区(15日) | トップページ | 交番の対応に不満、電話機とコード盗む(15日) »