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2011年5月30日 (月)

IP電話乗っ取り狙う?不正アクセス16万件超 昨年7月以降、身に覚えない国際通話料金請求も増(30日)

インターネットを利用したIP電話交換機の乗っ取りを狙ったとみられる海外からの不正アクセスが全国で大量に検知されていることが29日、警察庁への取材でわかった。同庁サイバーフォースセンターの観測システムでの検知数は昨年7月~今年3月末までに16万件に上り、東日本大震災後も続いているという。覚えのない国際電話料金の請求事案が確認されており、警察庁はセキュリティー強化を呼びかけている。

 警察庁によると、昨年7月初め、全国約150カ所に設置している定点観測システムで、主に企業で利用されるIP電話の交換機「SIPサーバー」の探索を目的にしたとみられる大量のアクセスが検知された。

 アクセスの検知はその後も続き、昨年末までに12万9250件を確認。1~3月も計3万5723件検知されているという。定点観測システムは位置などの情報は一切公開されていないため、自動的に無差別に発信されているとみられる。

 警察庁が通信内容を分析した結果、アクセスは交換機を見つけた後、パスワードなどを調査するツールと判明した。単純なパスワードが設定されていれば侵入を許し、海外などに無断で通話される恐れがあるという。

 

NTT東日本によると、昨年8月以降、IP電話の利用者から「覚えのない国際通話料金が請求された」という苦情が少なくとも十数件寄せられた。調査の結果、ネット経由で交換機に侵入され、内線電話端末になりすまして通話されていたことが分かったという。

 急増中の不正アクセスとの因果関係は確定していないが、苦情の時期などから何らかの関係があるとみられている。

 一方、不正アクセスの発信元の6割近くは中国が占めていた。ただ、アメリカや韓国なども同時に増加しており、セキュリティーの脆(ぜい)弱(じゃく)な中国が“経由地”にされている可能性もあるという。IP電話は本人確認が義務付けられておらず、国際通話も格安なため、犯罪への悪用が指摘されている。

 警察庁は「実行者が通話に利用するだけでなく、侵入可能なサーバーをリスト化して販売している恐れもある。日々、新しい発信元からのアクセスも検知されており、わかりにくいパスワードの設定や必要がない場合は国際電話の利用を停止するなどの防御策を取ってほしい」としている。

Msn_s1 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110530/crm11053001370001-n2.htm

 

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