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2011年4月16日 (土)

グーグルやミクシィ 身元確認はネットの時代に(16日)

【東日本大震災】

 「もうされてしまったか…」。宮城県石巻市の実家近くに押し寄せた1メートル以上の津波。3月11日深夜。千葉県松戸市の会社員、大場淳さん(47)は、インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」の画像を見て愕然(がくぜん)とした。

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記事本文の続き 故郷には70歳を超える両親が住んでいる。東日本大震災直後、まったく連絡が取れなくなった。数百回にわたり自宅に電話をかけたが、呼び出し音すら鳴らなかった。最悪の想像が頭をよぎった。

 大場さんはわらにもすがる気持ちで、ネット検索大手グーグルが設置した安否確認サイト「パーソンファインダー」に登録した。

 大場さんは「さほど期待してはいなかった」というが、1週間が経過した3月18日、見知らぬ男性から一報があった。

 「ご両親は石巻市のホテルに避難されているようです」

 連絡してくれたのは、意外にも東京の会社員だった。交流サイト「ミクシィ」を通じて避難所に掲示されていた被災者名簿のデジタルカメラ画像を入手し、パーソンファインダーの登録情報と照合。大場さんに連絡してくれた。会社員は合致した登録者にボランティアで片っ端から連絡していた。

 点になって散らばる情報をネットの善意が結びつけた。ホテルに避難していた両親と連絡を取ることができた。大場さんは「両親はともに携帯電話も持っていない。ネットとも無縁の生活を送っていた。こんな形で健在が分かるとは思わなかった」と喜んだ。

 両親の安否確認後、会社員に電話で謝意を伝えたが、会社員は「良かったですね」とつぶやいてすぐに切った。素顔を見せない“ネット時代の善意”を大場さんは感じた。

 東日本大震災は、インターネットが各家庭にまで普及して以降、初めての超大規模災害となった。震災直後、ネットは点の情報をつなぎ安否確認で威力を発揮。「災害時インフラ」として大きな存在感を示した。災害時、生命すら左右しかねない「情報」の流れは、これまでの大規模災害からどう変化したのか。

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