「八百長やっぱりあった」敗訴のライターが相撲協会提訴(4日)
大相撲の八百長疑惑を報じた2007年の「週刊現代」記事をめぐり日本相撲協会側から名誉毀損(きそん)訴訟を起こされ、敗訴が確定したフリーライターが4日、一連の八百長メールの発覚を受けて、協会に1千万円の慰謝料を求める訴訟を東京地裁に起こした。
提訴したのは武田頼政さん。訴状では「協会は八百長は存在しないとうそをついて裁判所をだまし、本来はあり得ない内容の判決を確定させた」と主張。記者会見で「過去を認めて出直さないと根本解決にならない」と話した。
武田さんは07年、元横綱朝青龍らが八百長をし、協会は黙認してきたとする記事を週刊現代に書いた。協会側は完全否定して武田さんや発行元の講談社などを相手に提訴。一、二審とも協会側の主張を認め、判決は10年に最高裁で確定した。武田さんらは協会に計825万円を支払い、記事も取り消していた。
しかし今年に入って10年の3月、5月場所で八百長があったことを裏付けるメールが発覚。放駒理事長は「過去には一切なかった」と弁明したが、武田さんは、1971年に「故意による無気力相撲懲罰規定」が制定され、90年前後には協会内部で八百長を認める発言があったと主張。「記事になった06年の場所でも八百長は存在し、協会は知っていた」としている。
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