賭博で数百万円利益 起訴の元力士、別の胴元とも連携か(18日)
大相撲の野球賭博事件で、賭博開帳図利幇助(ほうじょ)罪で起訴された元力士の山本俊作被告(35)が、賭博に絡むとみられる数百万円の利益を得ていたことが17日、関係者への取材で分かった。
一方、角界で野球賭博が行われていた3ルートのうち、立件されていない胴元側の男性トレーナーが山本被告と顧客の振り分けなどで連携し、賭博を開帳していた疑いがあることも新たに判明した。
警視庁組織犯罪対策3課は別々のルートの胴元側だった男性トレーナーと山本被告の関連を調べるほか、山本被告らの顧客で野球賭博への関与を認めている元琴光喜(元大関)、元大嶽親方(元関脇)ら約30人の立件の可否を検討する。
山本被告は平成17年3月ごろ、以前から知り合いだった指定暴力団山口組弘道会系組長(死亡)に誘われて野球賭博を始めた。18年には自ら胴元側となって所属していた阿武松(おうのまつ)部屋の力士らを勧誘、野球賭博を開帳していたとされる。
山本被告と組長は19年4月から21年7月の間、複数の口座を使い、野球賭博の賭け金や勝ち金とみられる数千万円を授受。やり取りが行われた金の差し引きでは山本被告が数百万円の利益を得た形になっていた。
組長は21年8月に死亡したが、山本被告の口座には死亡直前、数千万円がまとめて入金されており、組長側が口封じのために送金した可能性もあるという。
野球賭博事件では胴元側として山本被告ら4人を起訴。4人の顧客として十両力士ら9人が賭博容疑で書類送検されている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110218/crm11021802000002-n1.htm
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