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2011年2月19日 (土)

強盗殺人:取り調べDVD、証拠請求を撤回 甲府地検(19日)

甲府地裁(深沢茂之裁判長)の強盗殺人事件の裁判員裁判で18日、男性被告(62)の取り調べ録画DVDの再生を巡り、甲府地検が「取り調べ状況を見せるのは相当ではない」として証拠請求を撤回した。傍聴席用モニターでは音声のみの再生を求めたが、地裁は映像も公開する姿勢だったため。地検は「被告の表情を映像で公開することは、取り調べの録音・録画制度への影響が懸念される」と理由を説明している。

 弁護側によると、DVDは起訴前日に録画された約8分間。検事の前で自白調書を読み、問いかけにうなずいたりする被告が映っているという。弁護側は「一部可視化では誤解を与える」と証拠採用に反対したが、地裁は18日の公判で採用を決定。映像を再生する前提で意見を聞いたところ、検察側が証拠請求を撤回した。弁護側は「再生するのであれば傍聴席用モニターにも映すべきだ」と主張、被告も同意していた。

 撤回理由について甲府地検の矢野元博次席検事は、可視化への影響に加え「今回は警察官・検察官の証言で取り調べに問題がなかったことは立証できたと判断した」と述べた。被告は初公判で起訴内容を否認、争う姿勢に転じている。

 取り調べ可視化を巡り、法相の私的諮問機関「検察の在り方検討会議」では、全過程での導入が急務との意見が出る一方、捜査への弊害を指摘する声もある。【水脇友輔】

Logo_mainichi_s1 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110219k0000m040088000c.html

 

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