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2011年2月20日 (日)

消火機材 盗難400点超「命に関わる犯罪」(20日)

火災発生時に地元住民が初期消火で使う機材を収容した屋外の消防ホース格納箱から、消火栓とホースをつなぐ金属製のスタンドパイプやホースの筒先が盗まれる被害が昨年末から大阪、京都、兵庫の近畿2府1県で相次いでいることが19日、分かった。3府県で少なくとも400点以上が盗まれており、警察当局は原材料である銅を狙った「金属盗」とみて窃盗容疑で捜査している。初期消火の遅れは甚大な被害につながる可能性が高く、消防関係者は「住民の生命に関わる許しがたい犯罪」と憤っている。

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記事本文の続き 消防ホース格納箱は高さ約1メートル、幅60センチほどの金属製の赤い箱で、路地などに設置されている。中に納められているスタンドパイプは、手が届きにくい地中の消火栓とホースをつなぐ機材で、スムーズな消火活動を助ける。また筒先がなければ、ホースから安定した放水ができない。いずれも初期消火には欠かせない。

 最初に被害が確認されたのは、昨年11月7日。兵庫県丹波市で、消防団が定期点検中に見つけた。市内では、約35カ所の格納箱から筒先、スタンドパイプなどがなくなっており、周辺自治体でも確認したところ、加西、三木など県内7市1町で同様の被害(計約200点)があった。

 京都府南丹市でも昨年11月上旬、全国火災予防運動に合わせた点検で盗難が発覚。12月中旬までに、筒先とパイプなど163点(約180万円相当)がなくなっていた。大阪府富田林市でも今年1月末、45点(約78万円相当)が盗まれていたことが分かった。

 格納箱は地元自治会が管理し、火災時にすぐ消火活動ができるよう、鍵はかけていない。被害は真(しん)鍮(ちゅう)(銅と亜鉛の合金)や砲金(銅とスズの合金)製のものに集中し、取引価格が比較的低いアルミ製のものは盗まれていないという。

 盗難被害を受け、各自治体は、地元自治会に補助金を出すなど、機材の再配備を進めている。しかし、南丹市は「格納箱に鍵はかけられないし、目立たない場所に置くと、有事に見つけられないかもしれない」といい、再発防止策に苦慮しているのが現状だ。

 丹波市消防本部は「管内は郡部が多いので、消防隊が駆け付けるまでに時間がかかる。住民の初期消火は命綱なのに、許しがたい」と話している。

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