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2011年1月12日 (水)

差金決済投資:詐欺容疑8人逮捕へ 高齢者から数千万円(12日)

差金決済取引(CFD)への投資名目で、高齢者から数千万円をだまし取ったとして、大阪府警捜査2課は、大阪市西区の投資会社「国際リード投資」(倒産)の元実質経営者(38)ら元会社幹部の男女計8人を詐欺の疑いで、12日中にも逮捕する方針を固めた。同日朝から、元幹部から取り調べを始めるとともに、関係先の家宅捜索に乗り出した。捜査関係者が明らかにした。

 リード社と関係する複数の投資会社は、関西を中心に100人以上の高齢者らから総額十数億円を集めたとみられ、府警は多額の投資詐欺グループの実態解明を目指す。

 捜査関係者によると、元実質経営者らは08年ごろ、投資に充てるつもりがないのに、関西の高齢女性ら数人にCFDへの投資を勧誘し、証拠金として計数千万円をだまし取った疑いが持たれている。

 被害者の多くは1人暮らしの高齢女性ら。リード社は営業マンらが電話や自宅訪問を繰り返し、実体のないもうけ話で投資を勧誘した。大豆、金などの相場に連動した「マイ・セレクト4」と名付けたCFD商品の場合、「利率は年10・62%」などと宣伝した。高齢者らは、CFDの難解な仕組みを理解しないまま、強引な勧誘に根負けしていたという。

 被害者がリード社に投資結果などを尋ねると、「相場が下がり、証拠金がなくなった」などと説明され、数百万円単位で追加の証拠金を求められた場合もあった。

 元実質経営者らはこれまでに、リード社のほか、「クレディシティ」「ユニバーサルトレード」などの投資会社を次々に設立した。高齢者らから金を集めては、会社を破産させる手口を繰り返していたとみられる。

 被害者からの相談などを受けて、府警は09年に関係先を詐欺容疑で捜索するなど、捜査を進めていた。

 【ことば】差金決済取引(CFD)

 大豆、原油などの商品先物や株式などの価格や指数に連動した投資商品。主に、市場を介さずに取引業者と直接売買をする相対取引で、現物の受け渡しではなく、決済の後に買値と売値の差額だけをやり取りするのが特徴。少ない証拠金で高額の取引ができる「証拠金倍率(レバレッジ)」が可能なため、元手の何倍もの取引ができる一方、巨額の損失を被る可能性がある。

 

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