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2011年1月20日 (木)

千葉・東金の5歳女児殺害、懲役20年を求刑(20日)

 千葉県東金市で2008年9月、保育園児成田幸

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ちゃん(当時5歳)が殺害された事件で、殺人と死体遺棄、未成年者略取罪に問われた同市、無職勝木諒被告(23)の公判が20日、千葉地裁(栃木力裁判長)であった。

検察側は「女児の命を奪った重大な犯行。遺族の処罰を求める意思は厳しく、軽度の精神遅滞を考慮しても相当な処罰が必要」として、懲役20年を求刑した。弁護側は勝木被告に、裁判手続きなどを理解する訴訟能力がないとして公判停止を求めた。判決は3月4日。

 検察側は論告で「女児の人格を無視して拉致、殺害し、遺体をまるで物のように遺棄した残酷な犯行」と指摘し、「(勝木被告は)法廷での自分の立場や有利不利をわきまえている」として訴訟能力があると主張。また、責任能力も「善悪の判断に従って行動する能力はあった」と述べ、認められるとした。

 これに対し、弁護側は最終弁論で、「抽象的な概念を理解する能力や、利害を見分けて相当な防御を取るためのコミュニケーション能力もない」として訴訟能力がないと訴えた。また、「(幸満ちゃんに)ただ黙っていてもらいたかった」などと殺害時の状況を説明したことを挙げ、当時は「心神耗弱だった」として、殺人については責任能力は限定的と主張した。

 この日、幸満ちゃんの母、多恵子さんが証言台に立ち、「(被告に)軽度の知的障害があることは関係ない。あってもなくても許せない」と話した。遺族側代理人は「被告は命ある限り事件に向き合うべきだ」と無期懲役を求めた。

 

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