神奈川県警捜査員、「供述調書を一部加工(9日)
通行人の男性2人を客引きしたとして、風営法違反に問われた神奈川県厚木市、キャバクラ店従業員の男(29)の公判が9日、横浜地裁小田原支部であり、県警の捜査員が「男性2人は捜査協力者で、それぞれ2、3万円を渡した。協力者の供述調書を一部加工した」と証言し、事実と異なる調書を作成したことを認めた。
捜査員は弁護側の証人として出廷し、「風俗営業者の背後に暴力団関係者がいると思い、協力者保護のために調書を加工した。被告を陥れるためではない」と述べた。
弁護側は「おとり捜査で、客から声をかけてきた」と無罪を主張。供述調書は「偶然駅で会い、近くの居酒屋で飲んだ後に現場を通った」となっており、虚偽だとしている。
また、捜査員が「捜査協力者」とした男性2人は10月の証人尋問で、「警察官から『客引きされてサービスをうけてほしい』と言われた」と述べている。
検察側は「被告から声をかけた」として、犯罪事実があったと主張している。
起訴状によると、男は2月16日夜、厚木市の路上で、「キャバクラはどうですか」などと男性2人に声をかけ、客引きしたとされる。
(2010年12月9日20時25分 読売新聞)http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=127&agent=11&partner=nifty&name=%C6%C9%C7%E4%BF%B7%CA%B9&lang=euc&prop=495&bypass=2&dispconfig=
« ひったくりでお年寄り大けが(9日) | トップページ | 秋篠宮ご夫妻への言動で中井議員に「血判状」((9日) »
「警察関係ニュース(行政も)」カテゴリの記事
- ニセ電話詐欺防ぎ感謝状 麻生署、会社役員島崎さんに(20日)共同(2022.08.20)
- 逃走車運転疑いで19歳女性を誤認逮捕 兵庫県警 運転手は別の男か(19日)産経(2022.08.19)
- <独自>「特殊詐欺特別捜査隊」 兵庫県警に新設へ(18日)産経(2022.08.18)
- 都民の警察官 横顔 (1)品川署生活安全課 小林鉄男警部補(54) 相談者の本音を引き出す(18日)産経(2022.08.18)
- 逮捕状で被害者の漢字間違え、容疑者を一度釈放 5分後に逮捕(13日)共同(2022.08.13)
コメント