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2010年12月21日 (火)

「金払うのもったいない」過半数…万引きの理由(21日)

鹿児島県内の万引き被害件数が増えている。

 今年11月末時点で1365件に上り、すでに昨年1年間(1372件)を上回ることがほぼ確実な情勢。摘発した万引き犯を対象にした県警の抽出調査では、65歳以上の高齢者が食料品などを盗むケースが目立つという。万引きした理由については、「金を払うのがもったいなかった」との回答が過半数を占めており、県警は「万引きを軽視するモラル低下が背景にある」と分析している。

 県警によると、11月末までの万引き被害件数は、前年同期比で88件増。2007年以降、増加傾向にあり、4年連続の増加となる見込みだ。県警が摘発した万引き犯に占める高齢者の割合も増えており、04年の20%から09年は30%にまで拡大している。

 被害増加を受け、県警は8~9月に摘発した万引き犯184人を対象に、生活実態や犯行理由などに関する調査を実施、125人から回答を得た。

 調査結果によると、半数が無職で、交友関係について「ほとんどない」「少ない」との回答が約7割を占めた。

 犯行の傾向に関する質問では、約6割が食料品や日用品といった生活に直結した商品を万引き。犯行理由について、「生活が苦しかった」と回答したのは28人だけで、「お金を払うのがもったいなかった」が過半数の67人を占めた。67人のうち42人は、生活状況についても「裕福」「普通」と答えており、安易に犯行に及ぶ状況が浮き彫りになった。

 指宿市内のスーパーで11月25日、食料品など3品計762円分を万引きして窃盗容疑で逮捕された無職の女(77)は、指宿署の調べに「金を使いたくなかった」と供述。逮捕時の所持金は、商品代金より多かったという。

 県警は、スーパーなどに「陳列棚の位置を工夫し、死角をなくすように」と助言しているほか、「万引きは犯罪」という防犯ポスターを店内に貼るなどの防犯対策を店側に呼びかけている。

 県警生活安全企画課の中村純一・理事官は「安易に万引きに走る傾向が強い。窃盗罪という犯罪であることを認識してほしい」と訴えている。(林宏美)

 

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