「朝までいくぜ!!」裏クラブは犯罪の温床 私服警官20人の摘発に客は「クスリ?」(6日)
「朝までいくぜ!」。DJの声が響き、ダンスフロアでは重低音の音楽に合わせて客の男女が密着しながら踊る。大阪・アメリカ村中心部のビルの地下1階にある「アズール」は、風営法違反で摘発された6日も直前まで約200人の客でにぎわっていた。
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記事本文の続き 「お酒を飲んで踊れば嫌なことも忘れられる」。常連の女性客(27)は笑う。この日の入場料はワンドリンク込み2千円。週末の未明には店内を歩くことも困難になる人気店だ。店内にはバーカウンターやテーブル席もあるが、メーンは頭上でライトが動き回る10メートル四方ほどのダンスフロア。終電の時間になると客数は一気に増える。
午前2時、私服の捜査員約20人がなだれ込んだが、大音響のフロアで踊る客は気付かない。事態を知ったDJが「今日はトラブルがあったので」と音楽を止めると、客は「何?」「注射(覚醒剤)?」と口にしながら出口へ向かった。
関係者によると、アメリカ村では10年ほど前から「クラブ」が増加。DJが若者に人気の音楽を大音量で流し、ほとんどがダンススペースを設けている。
若者らに支持される一方、防音が不十分で住民が騒音被害を訴える。さらには、大麻をはじめとする麻薬所持などの容疑で逮捕された若者が「アメリカ村のクラブで客から入手した」と供述する事件も頻発。これまでは、同店のように無許可で営業する店も後を絶たなかった。今年1月にはクラブ店内で男とトラブルになった男子大学生が殴られ、死亡する事件も発生している。
地元自治会の男性役員は「治安が悪いという印象がはびこるだけで迷惑。節度を持ってほしい」と訴えている。
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