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2010年12月10日 (金)

捜査協力隠し、うその供述調書 神奈川県警の捜査員証言(10日)

神奈川県警が今年2月、同県厚木市でキャバクラの客引き行為を風俗営業法違反容疑で取り締まった際、民間人の捜査協力者に現金を払って客引きに遭うよう指示したうえ、協力者であることを隠して虚偽の内容の供述調書を作成していたことがわかった。

 同法違反罪に問われたキャバクラ従業員の被告の男(29)の公判が9日、横浜地裁小田原支部であり、当時県警生活安全部に所属し、捜査を指揮した捜査員が証人として出廷。事実関係を認めた。

 証言によると、この捜査員は事前に電話で連絡した協力者2人に、繁華街の街頭に立つ被告を特定して、客引きに遭うよう指示。捜査車両内から、被告と協力者が立ち話する場面をビデオ撮影した。協力者の1人は被告が案内したキャバクラで飲食。その後、客引きの様子を厚木署員が供述調書にまとめたという。2人にはそれぞれ2万~3万円の謝礼を払ったとも証言した。

 ところが調書では、県警の協力者であることは明かさず、「友人と居酒屋で飲食し帰宅する途中だった」と、うその内容を書いていた。

 捜査員はこの日の証言で「キャバクラ経営の背後には暴力団が介在する場合もあり、協力者とわかると危険が及ぶ可能性があった。被告を陥れるために捏造(ねつぞう)したものではない」と説明。「協力者を使うことは組織で決めた。捜査費として認められている」と述べ、県警内部で認められた手法との認識を示した。

 被告は3月に逮捕され、容疑を認めて罰金30万円の略式命令を受けたが、その後に不服を申し立て、6月から同支部で正式裁判が行われていた。 県警生活保安課と横浜地検小田原支部は「公判中でありコメントできない」としている。被告の弁護人は「謝礼を受けた捜査協力者による証言であり、証言自体に信用性が無い」と主張している。(太田泉生)

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