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2010年12月22日 (水)

「2010年ニュースの現場」時効制度撤廃から8カ月、事件捜査現場の現状を取材しました(22日)

シリーズでお伝えする「2010年ニュースの現場」。
殺人事件など凶悪事件の時効制度が撤廃されて8カ月がたちました。
事件捜査の現場で今、何が起きているのか。
時効の壁を越えたある事件から、その現状を取材しました。

千葉市で学童保育指導員を務める石若順子さん(63)。
1995年9月、石若さんの同僚・石崎愛子さん(当時46)は、勤務先の千葉市美浜区の学童保育所で、何者かに首を絞められて殺害された。
子どもたちが集う場所で起きた凶悪事件は、未解決のまま、現場は駐車場へと姿を変えている。
現場に来た石若さんは「このへんだったんですよね。跡形も何もないですけど。みんなここでよく遊んでましたから」と語った。
また、石崎さんについては「すごく子どもたちにも愛されていたし、保護者の皆さんにもすごく信頼されていたので、わたしなんか相談相手でしたよね」と語った。
あれから15年がたった2010年、本来なら時効が成立するはずだった。
2010年4月27日、遺族らの活動が実り、殺人事件などの凶悪事件の時効廃止を盛り込んだ刑法と刑事訴訟法の改正法が成立した。
殺人事件被害者遺族の会の小林賢二さんは「本当にまあ、報われたかなと。これで犯人をいつまでも追いかけられると」と語った。
時効の壁を越えた捜査は、遺族らの期待に応えられるのか。
石崎さんの事件を担当する千葉県警千葉西警察署。
捜査を担当するのは、署の刑事課。
しかし、刑事課だけでも数多くの事件を抱え、具体的な情報がなければ、専従捜査にあたれないのが現状だった。
千葉西署刑事官の鈴木竜也警視は「今現在、正直申し上げまして、通常の事件の捜査やっておりますが、情報があり次第、その捜査をすると」と語った。
鈴木警視は「これまで逮捕できませんで、申し訳ないと思っております。ただ犯人を捕まえるだけの証拠はつかんでおります。したがって、犯人に絶対逃げ得は許さないと」と語り、犯人検挙に自信を見せた。
その秘密は、二重の鍵がかけられている倉庫の中にあった。
鈴木警視は「この2つが本件の証拠品となります。こちらの証拠品保管庫には、15年前からきのうまでの証拠品多数、すべてが収納されております」と語った。
倉庫棚の最上段に保管されているのは、石崎さんの事件の証拠品。
この事件では、犯人が現場に重要な証拠を残しており、容疑者が浮上した場合、DNA鑑定など、最新の捜査技術で決め手になるという。
そのため、一部の証拠品は、冷凍保存している。
時効撤廃はあくまで通過点、これからの警察の捜査に期待が寄せられている。
殺人事件被害者遺族の会の小林さんは「犯人逮捕、事件解決ということが、われわれ被害者遺族にとっては、最終的な目標であるわけなんで、時効撤廃というのは、1つのステップにすぎない」と語った。

未解決事件に対する専従班の設置は、全国的な流れとなっている。
警察庁は、捜査員を補充する必要があるとして、2011年度予算の概算要求に盛り込んでいて、千葉県警も専従班の設置を検討しているという。

Logo4_2 http://www.fnn-news.com/news/headlines/category00.html

 

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