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2010年11月 9日 (火)

刑事告発の海保、ずさんな管理で“白旗”(9日)

ビデオ流出に関して、容疑者不詳のまま警視庁と東京地検に刑事告発した海上保安庁。検察当局が「内部流出はなかった」と断定する一方、海保側はずさんな映像管理が次々と明らかになった上に、内部調査の限界を露呈。調査する側から一転、捜査される側に回ることに。「発生当初に映像を公開していれば…」。“白旗”を上げる格好となった内部からは、恨み節に近い声が漏れた。

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記事本文の続き 「できる限りのスピードで調査してきたが、パソコンの履歴の解析も相当膨大で限界があった。公正かつ透明性を持った形で捜査をお願いすることが適切だろうと判断した」。海保の鈴木久泰長官は8日、終始硬い表情のまま、刑事告発に至った経緯を説明した。

 問題発覚以降、海保は石垣海上保安部に職員を派遣し、関係者への聴取やパソコンの解析など内部調査を続けてきた。その結果、公開された映像は、石垣海保が4つのファイルに分けて保管していた44分間の映像のうち、撮影時間が長い2つのファイルを分割、6本の動画としてアップしたものと断定した。

 だが同時に、映像を保管していた石垣海保の警備救難課にある共用パソコンには映像の閲覧制限がかかっておらず、課員以外にも多数出入りしていた部内者なら視聴やコピーが容易な状態だったことなど、ずさんな管理状況も次々と判明。映像を流出させた人物の特定にも至らなかった。

 海保はこれ以上の調査で真相究明を図るのは不可能と判断。警視庁と東京地検への告発に踏み切った。告発先が東京となったのは、映像がネット出しており犯行場所が特定されていないこと、映像が流れた「ユーチューブ」を管理するグーグルの日本法人が東京にあるためだ。

 鈴木長官は「内部も含めて、どこから出たのか、外部から何らかの侵入あったのかも含めて広範囲に調べる」と語気を強めた。

 東京・霞が関の海保本庁には、8日だけで夕方までに計190件の電話が寄せられた。ほとんどが「なぜ刑事告発するのか」「犯人を追及するな」など、流出を肯定する内容だった。

 ある海保職員は「正直複雑な気持ち。できれば自分たちの手で解決したかったが…」と苦渋に満ちた表情。別の職員は「もし公開されていれば、こういう結果にはならなかったと思う」と打ち明けた。

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