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2010年11月18日 (木)

“警察官制圧 限度超え違法”(18日)

6年前、三重県四日市市で警察官に取り押さえられた当時68歳の男性が死亡したのは、警察官が20分近く床に押しつけたのが原因だと遺族が訴えた裁判で、津地方裁判所は「警察官の行為は限度を超えた違法なものだ」と指摘し、三重県に損害賠償を命じる判決を言い渡しました。

平成16年2月、三重県四日市市のショッピングセンターで、当時68歳の男性が、窃盗未遂事件の容疑者として、駆けつけた警察官に取り押さえられ、翌日、心不全で死亡しました。警察の捜査で、男性が盗みをしようとした事実は確認されず、男性の妻は、警察官の行為は違法で、20分近くにわたって床に体を強く押しつけたのが死亡の原因だとして、三重県に損害賠償を求める訴えを起こしていました。判決で、津地方裁判所の堀内照美裁判長は「手錠をかけられ、逃走のおそれも少なかった男性を20分近くも馬乗りになって押さえ込んだ警察官の行為は、限度を超えた違法なものだった」と指摘し、三重県に880万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。

 一方、警察官の行為と男性の死亡との関係については、「制圧行為がなければ男性が死亡しなかったとは言い切れない」と述べ、認めませんでした。判決について、死亡した男性の妻は弁護士を通じて、「裁判を通じて、死んだ夫の名誉が少しでも回復したのではと考えています。控訴するかどうかは弁護士と話し合って決めます」というコメントを出しました。また、弁護士は「警察官の違法性を認めたことは評価できるが、死因との関係を認めなかったことは理解に苦しむ」と述べ、敗訴に近いという認識を示しました。一方、三重県警察本部の監察課は「判決内容をよく検討し、今後の対応を決めたい」とコメントしています。

News_pic1_2 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101118/k10015330051000.html

 

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