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2010年11月20日 (土)

入浴事故:救急搬送8割が60歳以上 半数が11~2月(20日)

入浴中の体調急変で救急搬送された人の8割が60歳以上で、11~2月に半数が集中していることが、日本温泉気候物理医学会と日本救急医学会の全国調査で分かった。搬送時で半数は心肺停止状態だった。冬場は脱衣所や浴室内の温度が低いため血圧が上がりやすく、入浴すると逆に血圧が下がって脳貧血を起こしやすくなる。高齢者は環境変化に対応しにくく、重症化しやすいと考えられる。両学会は「浴室内の温度を上げたり、湯温を下げるなどで防止できる可能性がある」と呼びかける。【永山悦子】

 調査は昨年、全国の救命救急センター212カ所を対象に実施し、08年中の搬送例を分析。40カ所が回答し、年齢が分かった入浴関連の搬送者数は782人だった。入浴時の事故は一部の自治体などが調べているが、大規模な調査は初めて。

 それによると、搬送時に心肺停止状態だったのは391人で、最終的に374人が亡くなった。

 年齢別では搬送された人の79%を占める614人、心肺停止状態だった人の87%の339人が60歳以上だった。月別には7月が最も少ない28人で、最多は1月の134人。11~2月で444人を記録した。

 死亡時の診断は、溺死(できし)65人、不整脈19人、心筋梗塞(こうそく)などの心疾患が65人、くも膜下出血が17人--と続いた。溺死にいたった理由に脳貧血もかかわっているとみられる。

 日本温泉気候物理医学会の推計では、入浴関連の事故で亡くなる人は年間約1万4000人。同学会の猪熊茂子理事長は「入浴時の事故の多くは防止できるが、取り組みが遅れている。解剖例が少なく、溺死の原因が分からない状態も問題で、原因解明の体制も整えるべきだ」と訴える。

Logo_mainichi_s1 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101120k0000e040053000c.html

 

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